2020年3月14日
前回の続き。
この日は前日と打って変わり生憎の空模様。
島の天気予報はアテにならないと聞きますが、予報通りの雨に加え
ほぼ台湾と言っても過言ではない与那国島、日本と台湾は1時間の
戦の前に腹ごしらえをしようと朝食の御膳を見てびっくり。
まさかのおはよう納豆。
おはよう納豆は秋田で作られているもので、与那国島に来て地元に
身支度を整えたところで早速探鳥を開始。
前日回ったことで島の地理は完全に熟知できたのでマップを見る必
この日の観察はシマアカモズから。
石垣島では住宅地でも見られましたが、与那国島で見かけたのは畑
時期的なこともあるかもしれませんが、個体数は然程多く感じませ
行動は至って普通。
シマアカモズ特有の行動というのはないのかもしれません。
住宅地を除き場所を問わず見られたのはムナグロ。
島全体の数を合わせると相当数が生息しているようです。
田畑の広がるエリアでは電柱に止まるサシバをよく目にしましたが
これも与那国島らしさなのか分かりませんが、海を背景にサシバを
浦野墓地群の近くでは小さな入り江があり、荒れた東シナ海を暫し観賞。
綺麗な海は荒れていても綺麗。
写真にこの光景を残したいと思い何枚か撮影してみましたが、思っ
波がザブザブしてるだけの動画ですが、日本海が身近な私にとって
宿泊した民宿から東崎に向かう形で探鳥を続けていると前日も通っ
西崎の方にもこのデコボコ道がありましたが一体これは何なのか。
後からマップを見て知ったのですが、これはテキサスゲートといっ
このテキサスゲート、超低速で進まないとタイヤがパンクするかも
東崎に着き、雨の止み間を見計らって徒歩でもオオチドリを探して
オオチドリは残念でしたが目の前に馬や牛が沢山いるので、私とし
前日は馬の写真を沢山撮影しましたが、この日は牛の撮影も。
崖の上の牛。
これが晴天であれば私史上最高にカッコ良く撮れた写真になったかも。
モニターで画像を確認していると何かが動いたように見え、藪から何か出てきたと思えば日
これは本当に驚きました。
後にも先にも与那国島でヘビを見たのはこの一度きり。
この出会いは雨が降ったことで動きが活発になったものだと推測します。
運良くヨナグニシュウダを見た後は前日と同様に東崎から西崎に向
前日にツバメチドリを観察した畑に行ってみると見事に藻抜け殻。
居ないものは仕方ないと草がボーボーの休耕田に行ってみるとこん
こちらの場所は畑エリアに比べると比較的風の影響が少なかったの
ツバメチドリをゆっくり観察した後は祖納から久部良の住宅地を回
こちらはあまりにも距離が近過ぎたので自ら後退。
与那国島に滞在中、個体数が一番多かったのがツメナガセキレイ。
次いで多かったのがこちらのホオジロハクセキレイでした。
この他にキセキレイやタイワンハクセキレイも確認しましたが、ハ
この後はソリハシセイタカシギの群れを観察した池に行ってみると
念の為に高台から全体を見渡してみましたが前日のような群れは確
もしかしたら島内の休耕田で観察できるのではと考え早々に場所を
移動を開始して間もなく10頭ほどの馬に囲まれ暫し間、触れ合い
徐々に私から離れつつある馬を見て「そう言えば道路に出ている馬
触れ合いタイムを楽しんだところで再び移動を開始すると私を追い越していっ
後ろからその様子を見ていると突然1頭の馬が走り出して前方の車
体当たりされた車は若いお兄さんが運転していたレンタカー。
車が大きく揺れる程の衝撃だったので、かなり破損したと思います
もしかするとレアなケースを目撃したのかもしれませんが、与那国
馬の群れは道路から草地に移動し採餌を始めると何処からともなく
※訂正
こちらのツメナガセキレイとしている個体について友人よりキガシラセキレイだという指摘を受けました。
「馬の動きを何処かで見ていたのか?」と思わされるようなタイミ
これから始まる渡りの季節に、秋田で牧場巡りをするとツメナガセ
ツメナガセキレイを観察したところで比川の休耕田に行ってみると
ようやく足を見ることができました。
しかし確認できたのは1羽のみ。
後日知りましたがこの日は石垣島にソリハシセイタカシギが4羽飛
大きく反り上がった嘴を巧みに使い採餌をしていましたが、画像を
与那国島での出会いは全く予期せぬものでしたが、憧れの鳥を思い
しかも見ているのは私だけでまさに独占状態。
贅沢とも思える観察をお腹いっぱい楽しんだところで、他の鳥もチ
前日アカアシシギが入っていた水張り休耕田にはセイタカシギが複
アカアシシギやタカブシギは草がボーボーの休耕田に移動しており
空を見上げるとノスリの姿が。
与那国島ではオオノスリが見られると聞きますがこの画像を見る限り私の眼には普通のノスリのように見えます。
この他にはホシムクドリとギンムクドリの群れを見ることができました。
ホシムクドリが10羽にギンムクドリが20羽ほどの群れで、前日
そのためこの日はカラムクドリを見ることができませんでした。
ホシムクドリは今季地元で沢山見ることができたので今回はギンム
別の休耕田ではサギ類が多く見られましたが、こちらの田んぼでは
この時も依然として風の強い状態が続き飛翔するクロハラアジサシ
撮り放題といった感じで後からメディアを確認してみると同じよう
撮れば撮ったで後日の作業が大変になるので、撮影は程々にと思わ
この日も他に沢山の鳥を観察しましたが、全てを掲載すると切りが
翌日は日程最終日となりますが、その様子は後日更新の日記へ続き