36cm 旅鳥
眼上部には眉状に白い眉斑が入る。次列風切の翼鏡は緑色。
嘴はやや長く、黒い。雄は雨覆が青灰色。
繁殖期の雄は頭部の羽衣が赤紫がかった褐色で、眉斑が太くより明瞭。
和名シマは雄の眉斑に由来する。肩羽は笹状に伸長し白黒。
非繁殖期の雄や雌は全身の羽衣が褐色で、黒褐色の斑紋が入る。また嘴から眼を通り側頭部にかけて黒褐色の過眼線が入る。
雌は雨覆が灰褐色や淡青灰色。
河川、湖沼、池、水田、干潟などに生息する。
食性は雑食で、種子、水生植物、昆虫などを食べる。主にペアや小規模な群れで水面に頭をつけて泳ぎながら採食を行う。
草原などに枯れ草を組み合わせた巣を作り卵を産む。雌が抱卵する。
2015.4.26 男鹿市
2015.4.26 男鹿市