24cm 留鳥
翼と胸、頸は茶褐色で、頸から頭部にかけてと腰に白い部分が混じり、足および嘴は黄色い。雄は胸や腹・背が黒っぽく、雌は褐色に近い。
雑食性で、植物の種子や果物、幼虫などを好んで食べる。地面に降りて歩いて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まって柿などの熟した実をついばむ様子も観察される。椋の木の実を好んで食べるため「椋鳥」と呼ばれるようになったといわれているが、これに限らず幅広く食べている。
繁殖期は春から夏で、番いで分散し、樹洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。
両親ともに子育てを行い、とくに育雛期には両親が揃って出掛け、食糧を探して仲良さそうに歩き回る様子が観察される。
繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。ねぐらには数万羽の大群となることもある。近年では都市部の街路樹などにねぐらをとる例も増えている。
2011.3.20 秋田市
2012.2.26 大潟村
2012.2.26 大潟村
2017.2.5 男鹿市
2017.12.24 秋田市
2018.1.7 秋田市
2021.1.2 秋田市
2021.1.24 大潟村