2012年2月19日 1/-4℃ 雪時々晴れ
今日は二十四節季の雨水(うすい)、暦の上では暖かさで雪や氷が解け出す頃とされていますが秋田は吹雪(*_*)
昨日は暴風雪・波浪警報も出て私の住む秋田市は大雪で、例によって今日も朝方まで仕事をしてそのまま観察に出掛けました。
昨日はだいぶ風が強かったので、非難してきている鳥はいないかチェックする為、海沿いを回ってみることに(^-^)
最初のポイントに着いて岸を歩いて行くと「グエッグエッ」と変な鳴き声が聞こえてきました。
「カモでもいるのか?」
そっと近付いて覗き込むと視界に入ったのはカワウ。
「カワウもこんな鳴き方をするのか・・・」
と、あまり気にすることなく辺りをチェックしていましたがカワウの動きがおかしい。
よく見てみると何か獲物を捕まえたようだ('_')
おっ!ヒラメか!
それともカレイかな!?
随分といいご馳走を捕まえたもんだ(笑)
丸呑みする気なのか、カワウはブンブンと獲物を振り回し空中に放り投げて見事にキャッチ。
あれ?
何か変だ・・・
カレイorヒラメに尻尾なんてあったっけ???
画像を拡大してみると・・・
な、なんと獲物の正体はエイ(@_@;)
こんなの喰って大丈夫なのか???
刺されたりしないのだろうか?などと考えながら観察していること約15分。
死闘の末、カワウは見事に丸呑みに成功しました(´Д`)
喉元が異常に膨らんだのを一瞬確認出来ましたが、潜水して浮上した時には既に分からない状態(-.-;)
カワウを観察したところであまりの寒さで車に戻ろうとすると近くにハジロカイツブリが浮上。
しかしよく見てみるとミミカイツブリでした('_')
冬羽のミミカイツブリとハジロカイツブリはよく似ています。
識別ポイントとしてミミカイツブリの頭部の柄はハッキリ分かれていますが、ハジロカイツブリは白黒の境界線が曖昧。
ミミカイツブリの嘴は真っ直ぐですが、ハジロカイツブリの嘴は若干反っています。
ミミカイツブリをじっくり観察したかったところですが天候が良くなったと思いきや酷い吹雪模様に(-"-;)
車に退避して次のポイントに向かいます。
しかし一時的な吹雪だろうと思っていましたが状況は悪化する一方。
徐行しなければならないくらい視界が悪く鳥見どころの話ではありません。
右往左往していると鳥友から一通のメール。
鳥友「ハクガンがいますよ(^-^)」
おー!
ハクガンが秋田に戻ってきたようです♪
天気も悪いことだし海沿いは諦めて、情報を頂いた場所へ向かってみることにしました☆
ポイントに到着すると他のバーダーさんが撮影をしていたので、飛ばしてしまわないようにゆっくり車を進めます。
ハクガンたちは雪の薄くなった畦道をほっくり返して餌を探している様子('_')
この時ちょうど雪は止んでいて良い状態で観察することが出来ました♪
しかし直ぐに天候は悪化。
吹雪いてきたと同時にハクガンたちは場所を移動。
テクテク歩いているとアヒルみたいですが羽ばたくと綺麗です。
ハクガンたちがいなくなったところで鳥友と雑談。
しばらくするとハクガンたちが近くに戻ってきました('_')
遠くから見守っていると別のグループも飛来。
どうやら何グループかに分かれていたようです。
白い鳥で思い出しましたが、県内某所に出ていたというシロハヤブサ。
一度でいいから見てみたいなぁ(´Д`)
一体今は何処にいるんだろう???
今日のおまけ
葦原に隠れてたらオジロワシが飛来。
おかげさまで折角近寄りつつあったホオジロガモが飛んでしまいました(`台´