2012年9月2日 35/25℃ 晴れ
のぎぃ(´Д`)
この夏この言葉を何回言ってるでしょう・・・
例年であればこの時期だと暑さも和らぎ夜になると涼風が吹く頃。
しかしここへきて最高気温を更新したりと、太平洋高気圧がトドメを刺しにきています。
そんな訳で今日も早朝から午前中だけちょこっと観察。
先ずはここ最近お馴染みの海岸からチェック。
着いて直ぐ目に入ったのはアオアシシギ。
以前と違って今日は間近で見ることができました。
しかしあまり距離が近いせいか警戒しているようで動きがなくなってしまったので少し後退。
距離が離れ安心したのか餌を採り始めたのでじっくり観察してみることに。
面白いことにアオアシシギは少し上に反り返った嘴を水中に挿して除雪車のように突進!
これを何度か繰り返すと獲物にヒット!
嘴に何か咥えている様子なので画像を拡大して見てみると・・・
ピンボケですが魚を捕まえていることが解りました。
見た目は似たような子が多いシギチですが、嘴の長さや形状で餌も違えば捕り方も違うようです。
アオアシシギの観察を終えたところで休耕田へ。
ポイントに着いて辺りを見渡してみるとシギチの数はかなり増えていました。
しかし逆光+遠距離で種類の識別できない個体もあり非常に気になります。
悩んだ挙げ句この猛暑の中、ネットを被って観察し易い位置にスタンバイすることに。
スタンバイして約5分、服は汗でビショ濡れ。
観察と称した「修行」です。
修行中に私の目の前にやってきたのはアオアシシギより一回り小さいコアオアシシギ。
しかし幾ら待っても謎のシギは現れず。
時間はただ過ぎていくばかりで気付けば修行を開始してから二時間が経過していました。
ふと気付いたのが体から出る汗。
あれほど吹き出していた汗が殆ど出てこない(@_@;)
こりゃマズい!と慌てて撤収。
車に戻って干からびた体に水分補給。
危うく別世界に旅立つところでした(-.-;)
一休みしたところで観察再開。
とは云っても再びネットを被る元気はないので謎のシギは諦め帰路につきつつ一人探鳥会。
車を走らせ目に付いたのはスズメの群れ。
しかしこのスズメ、年中観察できる普通のスズメではなくニュウナイスズメ。
他の地域では分かりませんが、秋田では稲穂が頭を垂れる時期に一番多く見られるようです。
右側の個体は♀で左側に見えるのは♂。
一般的に見られるスズメと違って♂と♀で色が違います。
電線に止まっている♂を下から撮影。
ニュウナイスズメの「ニュウ」とはホクロのことで、頬に「ニュウのないスズメ」ということでニュウナイスズメと呼ばれるようになったそうです。
ニュウナイスズメを観察した後は再び浜辺へ。
ここでのんびりとトウネンの群れを観察。
波が引くと一斉に餌を採り始め・・・
そして波が押し寄せると・・・
ト「逃げろー!!!」
可愛いなぁ( ´艸`)
そんな傍ら浜辺には腐った魚に夢中な御仁。
よく腹を壊さないもんだ(;´Д`)
今日の観察はこれにてお終い。
来週末は三沢基地にいるので野鳥観察はお休みですm(_ _)m