2013年 11月23日 13/4℃ 晴れ時々曇り
11月としては記録的大雨が続いている秋田です。
そんな雨降り続きからも解放され、ようやく良いお天気になりました(´ω`)
そんな今日は久しぶりに農耕地巡りをしての観察です。
冬ならではの野鳥を観察しようということで目的地へ向かっていると、道中とある水路でホオジロガモが一羽プカプカしていました。
警戒心が強く遠巻きに観察することの多いホオジロガモですが、近距離で観察するチャンスです♪
藪の隙間から様子を見ていると何やら潜水を繰り返しています。
餌を取っているのかな?
ここで閃きました(・∀・)
潜水してる間に少しづつ近付けば、もっと近い位置から観察できるのではないかと!
もうこうなると自然に体は動いているんですよ。
本能のままに動く男。
多分崖から落ちて死ぬタイプです(笑)
藪と藪の切れ目の先に小さな桟橋のようなものを発見してそこから観察することにしました☆
だるまさん転んだ方式で近付き・・・
ガダン!!!!!
木製の桟橋は腐っていて危うく水路に落ちるところでした(´・д・`)
幸いホオジロガモはまだ潜水中。
体勢を立て直して浮上を待ちます。
出た!!!
いやー、こんなに近くで初めて見ました!
若干シャッター音は気になっている様子ですが、私の体は上手いこと藪に隠れているのでホオジロガモは目の前をプカプカ♪
陽に当たると今まで黒く見えていた部分は金属光沢のある緑色に見えます☆
ほんと、綺麗な色をしていました(´∀`)
ホオジロガモを堪能したところで、本格的に農耕地での観察に移ります。
農道をゆっくり進むと壊れたビニールハウスの骨組みの上に一羽の猛禽を発見。
よく見てみるとチョウゲンボウでした。
しばらく様子を伺いつつ撮影をしていると、突然飛び立ちこちらに向かってきました(@_@)
チョウゲンボウは私の車の直ぐ脇に降り、その姿を撮影する間もなく近くの電柱の上へ。
どうやら何か捕まえたようです。
しかし肉眼で見た限りではネズミのような小動物よりもっと小さい生き物のようで何なのかハッキリしません。
取り敢えず撮った画像を拡大してみても獲物は何なのか分からず。
一体何を食べたんだろう。
やはり獲物が小さく腹が満たされないのか、チョウゲンボウはその後も狩りを繰り返していました。
次は先週情報のあったケアシノスリが出ているというポイントへ。
目的地に到着すると辺りには猛禽が沢山。
絶好の狩り場となっているようです☆
ふと見ると遠くでケンカをしている猛禽が二羽。
カメラ越しに確認すると一羽はケアシ、もう一羽はチュウヒでした(・∀・)
そちらへ場所を移動してしばらく様子を見ていると、向かい風を利用してゆっくりと風上に移動し、狩り場の末端まで行くと風下へ一気に移動して再び風上へ向かうという行動を繰り返していました。
だいたい同じコースを辿るので、ゆっくり飛んでくる風上側でスタンバイ。
ひらりひらりとこちらに向かってきます。
速度がゆっくりなので撮影もかなり楽ちん♪
獲物を探しながら狩り場の末端まで来ると、羽を広げ向かい風を受けて一気に風下へ。
こんな感じで何度も間近で観察できます(´ω`)
チュウヒも似たようなコースを辿りますが、ケアシに比べ途中で何度も着地してしまいます。
今日は猛禽に運があるのか、この私の直ぐ傍の杭にチョウゲンボウが止まり身動きが出来なくなるほど。
チュウヒも間近まで飛んできて急降下!
いつもは遠からず近からずのチュウヒですが、今日はケアシがいるせいか近くに降りて地面を歩いて移動したりと観察するには好条件♪
それに加えて野良猫が辺りをウロウロしているせいもあって、チュウヒの顔がハッキリ分かる距離で観察することができました。
※追記 11月25日
ケアシノスリと掲載した猛禽はチュウヒの誤りです。
今回の日記にケアシノスリの写真は一切ありません。
出直してきます(´Д`)