2014年11月30日 15/6℃ 晴れ時々曇り
季節外れの暖かさが続いています(´ω`)
今日は先週に引き続き、いよいよ次の土曜日に来日する台湾からの一行を迎えるため、偵察を兼ねての鳥見です。
先ずは猛禽のチェックということで、オオワシが毎年止まる木を見に行ってみましたが残念ながら姿は確認できず。
ハイチュウとコチョウゲンボウは神出鬼没なので、ここは運任せにして先週から秋田で話題のアオハクガンとヒメシジュウカラガンを見に行ってみることにしました。
ハクガンの群れに1羽だけ異色のハクガンが混ざっています。
画像の真ん中にいるのがアオハクガン。
実は先週の観察の合間にハクガンとシジュウカラガンの群れを見に行ってたのですが、現地でお会いした支部長から「群れの中にアオハクガンとヒメシジュウカラガンが居るよ!」と教えて頂いていたのです。
それを聞いて私は・・・
私「それは凄いですね!」
こう答えていたものの実際問題・・・
心の声「アオハクガンってなんだ???」
聞いたこともないし、脳内図鑑にも載ってませんでした(@_@)
そんな訳でこの一週間の間に支部のバーダーさんブログや、wataちゃんブログを読み漁って姿形をインプット(笑)
少し画像を拡大して特徴を見てみましょう。
アオといっても青い色ではないようです。
もしかしたら羽をよく見ると紺色に近い色なのかもしれませんが、今日私が観察した距離からは灰色に近い黒色に見えました(´ω`)
羽ばたきをした時の画像です。
餌を啄む後ろ姿はマガンのようにも見え、不思議な感じです。
この後ハクガンの群れはヒシクイの群れに釣られるようにして場所を移動。
ここで久しぶりに先輩に会い思わぬプレゼント(・∀・)
「オカメインコ飼ってたよね?」と手渡されたアイテムに顔がほころびました♪
これは萌える(*´ー`*)
場所を移動したハクガンの群れを見ていると、何処からかハクガンの一個小隊が飛来。
上空をグルグル回りその様子を見ていると突然切り揉み状態で降下してきました(@_@)
その時の画像を拡大します。
画像をよく見てもらうと分かると思いますが、一番手前の個体と奥の個体はお腹が向き合ってる状態で、戦闘機がエアショーなどで見せる「ナイフエッジ」と同じ状態です。
更には背面飛行に近い状態になるなど、何故このような飛び方をするのか理由が気になるところです。
時間を追うごとに数が増えるガンの群れ。
しばらく見ていると上空をチュウヒが通過。
程なくしてハヤブサ若もこの場所を通過しましたが流石にガンの群れに襲いかかることはありませんでした。
さてこの群れをよく見てみるとヒメシジュウカラガンも混ざっています。
画像の真ん中にいるのがそうですが、サイズが小さい為よく分かりませんね(笑)
一緒に観察していた先輩と「ハクガンが邪魔でよく見えないなぁ」と贅沢なことを言いつつ、なんとか撮れた画像を拡大。
ヒメシジュウカラガンはハクガンより一回り小さく、カルガモに近い大きさという印象でした。
活発に動き始めたヒメシジュウカラガンとアオハクガンを同じフレームに収めようと頑張ってみたものの、なかなか上手いこといかずギブアップ(´・д・`)
時刻はあっという間にお昼を過ぎ再び猛禽探しへ。
しかしながらお目当ての猛禽に出会うことができずタイムアップ(´ω`)
広大な土地ですから運も絡むので仕方ないと言えば仕方ないのですが残念。
さて冒頭でも話した通り季節外れの暖かさが続いていましたが、火曜日からは非常に強い寒気が入る為、一気に気温が低下しそうです。
台湾からの一行が来日した時は今日と違って雪で一面真っ白でしょう(。・ω・。)
一行の滞在期間は12月6日~10日まで。
観察は7日~9日の間で、7日の14時からは大潟村の野鳥観察センターで一行との座談会を開催する予定です。
もし時間に都合のつく方はセンターの方に是非お越し下さい!
今日の観察日記はここまで。
来週は多忙の為、一行との観察の様子は14日以降に更新する予定です(´ω`)