2014年9月28日 25/14℃ 晴れ
秋晴れが続く今日この頃(´ω`)
本日は遅れ馳せながらのタカの渡りの観察です。
9月に入ってから支部の先輩方が各所でタカの渡りの観察を行っていますが、状況を伺ったところ今年は日々少しずつ渡って行っているようで、去年のようにまとまった数が一挙に渡って行っている様子は確認できていないとのこと。
これは好天が続いてる為と推測されます(´ω`)
さて今年も秋田市郊外の山での観察ということで、現地に到着すると既に観察していた支部長の姿が。
今日は二人で観察ということになり、午前9時からカウント開始です(・∀・)
カウントを開始して間もなくハイタカを2羽確認し、順調な滑り出し。
その後少し間隔を置いてノスリを確認。
地付きのノスリかと思いましたが、上昇気流に乗って円を描くように高度を上げ、ある程度の高度に達すると南の方角へ向け羽ばたかずに滑空していきます。
これで渡りのノスリということが確認できました。
タカの類いはこのようにして気流を上手く使って渡りを行います。
ノスリを一羽確認した後はしばらくタカが確認できず、眼下に広がる田園地帯を眺めていると少し大きめのタカが飛んでいるのを発見!
おっ!クマタカ!!?
トビだった・・・。
しばらく待ってもタカは確認できないまま時間は過ぎ、支部長との雑談に花が咲き、望遠鏡を使っては「あそこに釣り人がいる」とか「観音様の石像が見える、あれは何の建物だろう?」とか・・・。
一体何の観察だ(笑)
そんなこんなでしばらくするとノスリが一羽・・・二羽・・・三羽と次々にやってきて、ようやく渡りの観察!といった光景に(´ω`)
数は少ないながらも、一応タカ柱になっていました。
数羽でできたタカ柱の中にはハチクマも混ざっていました。
しかしながら観察ポイントから距離がだいぶ離れており、上の写真のように胡麻サイズ(@_@)
数が少ないので、一羽一羽写真を撮って拡大して種類の識別を行います(笑)
胡麻サイズのタカでも限界まで拡大するとちゃんとハチクマと分かります(・∀・)
記録用としてはこれで十分。
今日は頭上を通過していくタカは一羽もおらず、全部このような証拠写真(´ω`)
結果的に9時~12時の間カウントを行いましたが、11時以降は確認できる範囲でタカの姿は見られませんでした。
本日のタカ渡り状況。
・ノスリ 15羽
・ハチクマ 5羽
・ハイタカ 3羽
・サシバ 1羽
以上。
今日は観察中近くにやってきたシジュウカラでフィニッシュ!
ではまた来週(´ω`)