2015年8月30日 23/20℃ 曇り
8月最後の日曜日。
今月上旬は暑い暑いと喚いていましたが、下旬に入り北の高気圧に覆われて以降過ごしやすくなりました(´ω`)
さて今日はシギチの観察から。
日によって状況は異なるようですが例年観察をしている海岸に行ってみると、ざっと見たところ確認できたのはトウネン、メダイチドリ、ソリハシシギ、イソシギの4種。
総数としても少なくかなり寂しい印象。
こちらはその中の1羽、メダイチドリ。
波打ち際でちょこまかと動く姿をよく目にしますが、このメダイチドリを含めサイズの小さなシギチは砂浜に嘴を挿し小刻みに動かして甲殻類などを採食しています。
甲殻類と云っても幅広いもので、一体どんな生き物なんだろうという疑問からそちらを観察。
波打ち際で海水と砂を一緒にビニール袋で掬うと簡単に観察できるのですが、それではホームページを見てくださってる方に説明がつかないので浜辺にいるのを探します。
よく見てみると米粒くらいの大きさの生き物がピョンピョン跳ねていました。
こちらがその生き物、ハマトビムシです(・∀・)
画像を拡大していますが私が見た限りでは大きいもので米粒くらいで、もっと小さいサイズも確認できました。
調べてみるとムシといってもエビに近い生き物なようで総称としてヨコエビと云うそうです。
こちらの生き物、しばらく観察して分かったのですがどうやら共食いをするようです。
死骸となったハマトビムシに別のハマトビムシが食い付いているように見えました。
さてメダイチドリに話題を戻すと・・・
おや?
ハマトビムシの話が長くて退屈していたようです(´ω`)
シギチの観察はこの辺にして、この後はカワセミの観察。
前回の観察でカワセミを少しだけ話題に取り上げましたが、見掛けることはあっても久しく観察という観察はしていませんでした。
最近知り合いの皆さんが楽しそうにカワセミを観察されていて、ここは私も話題に乗っかろうかなと(笑)
そんな訳で先ずは観察場所の選定。
水の流れが急でなく小魚が豊富な場所が条件になります。
近場で観察しやすそうな場所を見つけ、物陰に隠れてカワセミがやって来るのを待つことに。
待機すること約10分、カワセミが飛んで来ました♪
狙った場所と違い近すぎる(´-ω-`)
しかし今この位置で動いてしまうとカワセミを驚かせてしまうのでこのまま観察することにしました。
反対を向いたり首をちょこちょこ動かしながらロープの真下を泳ぐ小魚を見ているようです。
背中のコバルトブルーが綺麗ですが、撮影するにあたってこちらの色を出そうとすると背景の水面が変に白くなってしまい上手いこといきません(´・ω・`)
見た目のままを皆さんに見てもらいたいのですが、いかんせん撮影している人間の腕が悪い(笑)
撮影の設定に四苦八苦しているとカワセミは水面に飛び込み魚を・・・
あれ?
捕まえてない(◎-◎;)
どうやら失敗したようです。
魚捕りの名人ということで英名はKing fisherですが、残念ながらこの子はただのfisherといったところかな。
しばらく見ていると魚を捕る気がないのかリラックスモードで伸びを始めました。
おまけ程度の脚は一緒に伸ばすことなく翼だけのストレッチ。
さて次はどんな姿を見せてくれるのかとファインダー越しに様子を見ていると、突然ロープが激しく揺れカワセミがいなくなってしまいました(◎-◎;)
一体なんだ!?
何が起きたんだと視点を変えると・・・
こんにちは。
ここのロープの主のササゴイです(´ω`)
この距離ですから全身写すことができません(笑)
この方はここでアクロバットな魚捕りを見せてくれるのですが、カワセミより警戒心が強くこちらをかなり怪しげに見ています。
首を伸ばしたり縮めたりしながら一瞬身を屈めました。
無理矢理撮った感じが半端ない(´-ω-`)
程なくしてササゴイはこの場所を離れました。
しばらく変な態勢で観察していたせいで足腰が痛くなり車に待避。
もっと色々なシーンを見たいと思い、車の中から観察できる場所を何ヵ所か回りましたが想定していた観察をすることが出来ず・・・
カワセミはまたの機会に仕切り直しということで、今日の日記はこれにておしまいですm(_ _)m