2016年11月23日 4/0℃ 曇り時々雪
勤労感謝の日。
今日は強い寒気に覆われ悪天候も予想されていたので観察はお休みと決め、久しぶりにゆったりの朝。
自分の勤労に感謝しつつ朝からオンラインゲームにログイン。
朝っぱらからゲームに夢中な40歳、ダメ人間です。
ふと外を見ると悪天候なはずが青空が見えお日様が眩しいという観察には絶好のお天気。
ゲームなんてやってる場合じゃない。
慌てて身支度を済ませ大潟村方面へ出発進行。
道中は交通機動隊のスバル新型覆面を追い掛け、あっという間に『ワシの成る木』へ到着。
今日は大型猛禽の観察をと思いこちらへ直行しましたが残念ながら1羽も止まっていません。
実は日曜日も様子を見に行ってたのですがその時も姿を確認出来ずにいました。
あちこちで飛んでる姿を見るのでどうもタイミングが悪いようです。
アテが外れ何を観察しようかと迷いながら車を走らせると電柱にノスリ。
よく見る光景ですが、飛ばれると思いきや不思議と飛びません。
人の目につくような場所に止まっている姿を見ることの多いノスリですが、ちょっとでも不審な動きをすると直ぐに飛んでしまいます。
しかし飛んでも遠くまで移動することはなく、電柱でいうと2本先くらいの場所へ移動する程度。
何とも言えない警戒心の持ち主ですが、こちらのノスリを見ることでケアシノスリを観察したくなりました。
前回はガイドという大事な任務があり県外の鳥屋さん優先ということで証拠写真を撮る程度にしていたので今回はガチで観察。
場所を移動しケアシノスリの狩り場へ。
狩り場へ着くとホバリング(停空飛行)しながら獲物を探すケアシノスリの姿が直ぐ目に付きました。
かなり風が強く雲が早く流れる為、日が差したり吹雪いてきたりと慌ただしいお天気に。
そんな強風のなかでも巧みに飛び、少しずつ場所を移動しながら獲物を探しているようです。
ノスリは人工物に止まり早朝から日没間際まで獲物を待ち伏せする形でずっと下を見てる姿をよく見ますが、それに比べるとケアシノスリは獲物を積極的に探し飛んでいることが多いようです。
獲物を探している様子を見ていると不意に急降下。
獲物を見つけたようですが、ここで画像を拡大。
脚は羽毛に覆われてフサフサ。
さすが冷寒地仕様。
これがケアシノスリの名前の由来となっているようです。
地面に降りてガサゴソしているケアシノスリですが、いまいち何を捕まえているのか判らなかったものの連写した画像に1枚だけ獲物が写りこんでいました。
酷くピンぼけですが画像を拡大。
ネズミを丸呑みするところで後ろ足と尻尾が見えます。
こんな様子をしっかりと見る為、陸自レンジャーごっこ。
吹雪の中で一体何をしてるのかという話ですが、努力の甲斐あって近くで見ることができました。
先ずはホバリング。
う~ん、美しい猛禽。
そして頭上を移動。
休憩の時はゆっくり地面に降りるようです。
地面に降りてから何か見つけたようで翼をバサバサさせながら地団駄踏んでました。
しかし視点が低すぎて何をやってるのか分からず仕舞い。
しばらくこのような形で観察を続けましたが体が底冷えしてきたので今日はここで撤収。
雪が積もると行動も変わってくると思うので今後も観察を続けたいと思います。
今日の観察日記はここまで。