2017年12月17日
石垣島の旅行記は今回が最終回。
2泊3日の旅を締め括る最終日は石垣港からフェリーを利用して竹
市街地に宿をとったこともあり石垣港は目と鼻の先。
港からは八重山諸島を結ぶ離島定期船が運航しています。
そのなかでも竹富島は一番気軽に行ける島で所用時間は片道約15
料金も往復で1150円とリーズナブル。
早速船に乗り込み竹富島へ移動・・・と言いたいところですが、
当然こうなる。
この場所では観光客が入れ替り立ち替りこのポーズで記念撮影をし
撮影を終えてフェリーに乗りましたが、
船によって違うようですが、
更に云うと船の後部座席は潮被り席。
係員が『後ろは濡れますよ!言いましたからね!』
Disney seaもびっくりなアトラクションを楽しみ船はあっという間に竹
竹富島は周囲約9kmの小さな島。
海岸線に沿って整備された道路は環状線と呼ばれ鋪装されていまし
集落に建つ民家は石垣の囲い、
ふと見ると頭上にカラスが1羽。
こちらは八重山諸島に分布するオサハシブトガラス。
本州で見られるハシブトガラスに比べると小型で一見してそのサイ
大きさの他に違いと言えば鳴き声。
よく聞くカラスの鳴き声に比べると可愛らしく聞こえました。
その他に異なる点は額の部分がハシブトガラスに比べるとなだらか
石垣島では近距離から撮影していましたがこの時は敢えて離れた位
集落を散策していると聞こえてくる三線の音色。
水牛車がやってきました。
竹富島では水牛車での観光ツアーが行われており、
狭い路地でも水牛は内輪差を考慮して歩いてくるお利口さん。
水牛車が通ると私のような観光客は立ち止まって撮影会。
そんなことも島では当たり前の光景だと思いますが、
何とも微笑ましい光景。
水牛にも性格の違いがあるようで、
水牛車が過ぎ去ったところで散策を再開すると別の水牛車がやって
本当にのどかな光景。
観光のルートには所々給水所のような設備があり、
水牛が水浴びを催促するんだとか。
そんな水牛をゆっくり見たくて停留所となっている場所を訪ねてみ
観光客を待つ案内人に許可を頂いて水牛をパチリ。
髪の毛はセットしてもらったのでしょうか?
間近で見る水牛はすごく優しい印象を受けました。
何故このような印象を受けたのか後から考えてみたのですが、
闘牛なんかと違ってツノが後向きなんですよね。
しかしながら大勢を乗せた台車を引くのはさぞ重労働かと思いきや
こちらで暮らす水牛の方が農業に従事する水牛に比べ平均寿命が倍
もっと水牛を見ていたかったのですが先を急ぐ身だったので水牛に
ふと見ると道路の補修に珊瑚が使われていました。
見るもの全てが非日常的。
集落を通り抜け、
曇天が少々残念ですがそれでも絶景。
白い砂浜に透明度の高い海。
この日は非常に風の強い一日でしたが、
一方で私の住む秋田の海は・・・
差がヒドい。
石垣島から帰って次の週末に撮影したものです。
この日は珍しく青空が広がり穏やかな一日でしたが波のうねりが強
話をコンドイビーチに戻すと、こちらにもシギチが沢山。
しかし海辺にはシギチ以上に気になる鳥が。
白いけどクロサギ。
こちらはクロサギの白色型。
秋田で見られるクロサギはその名の通り黒っぽい色をしていますが
竹富島では白色型の個体を2羽観察できました。
せっかくの景色ですから敢えて風景を活かして引きの絵面で。
時間が経つのは早いものであっという間にお昼を過ぎていました。
石垣島を離れる便は15時40分。
レンタカーは遅くても一時間前に返却するよう云われていたので時
13時には石垣島に戻り、
今回の旅でリストに挙げていた何種類かが観察できておらず、
最後の悪あがきとも言える観察に乗りだしました。
石垣空港に向いながら探鳥をしているとサトウキビ畑にムラサキサ
ムラサキサギはじっくり見ることができていたので他の鳥を探すべ
レンタカー屋に14時30分に到着し、
目一杯楽しめたなと旅を振り返っていましたがここでトラブル発生
レンタカー屋に着き返却の手続きを進めようとすると、
一向に返却手続きが進まないまま時間はどんどん過ぎていきます。
少々焦りが出てきたところでようやく手続きが終わって空港へ。
既に15時を過ぎていてまともにお土産を見てる余裕もありません
目に付くものを適当に買い込み搭乗手続きに入ると、
ギリギリ間に合いました・・・
12月の石垣島はオフシーズンになるため比較的観光客は少ないよ
最後は本当にドタバタでしたが楽しい思い出がいっぱいの石垣島。
離陸する飛行機の中から思い出の詰まった石垣島を動画で撮影しま
秋田に戻ってからもなかなか写真の選定が進まず、
去年ライチョウを観察した時もそうですが、
秋田で見られるものは秋田で、
野鳥観察の旅 in石垣島 ー完ー
※今回の旅行記に掲載していない写真は【秋田の野鳥たち】