2017年2月25日 6/-2℃ 晴れ
今日の日記は前々回の観察(2月14日)で初めて見ることができたヒメハジロのその後の様子。
先週の日曜日はヒメハジロの姿を確認することができず抜けてしまったのかと残念な気持ちで他の鳥を観察しましたが、その後まだ滞在していることが分り再びヒメハジロの滞在場所へ直行しました。
何せ秋田県内で確認されたのは11年ぶりの鳥ということもあり、見れるうちに見ておかないと次はいつ見れるか分かりません。
もしかしたらもう見れないかもしれないし、更に11年後になるかもしれないし・・・
そもそも私が11年後に生きているのかも謎。
案外ポックリ逝くタイプなので。
今日は無事に姿を確認。
しかし浮上時間が短く見つけたと思えば直ぐに潜水してしまいます。
浮上時間は5秒もなく潜水を繰り返すので撮影難易度は高め。
しかも人の気配に敏感で付近を散歩する人やジョギングする人が通る度に遠ざかってしまいます。
警戒心が強いため飛んで行った先で人の気配を感じるとまた同じ場所に戻ってきたり更に遠くに飛んだりと私の居る位置を何度か横切りました。
観察している限りでは目線以上の高さを飛ぶことはなく水面ギリギリの低い位置を通過。
これがヒメハジロ独特の行動なのかは分かりませんが、この場所で観察するにあたり移動してくるカモとの識別に役立ちます。
今日は晴れということもあり観察し易いお天気でしたが、観察位置とヒメハジロの滞在場所は時間の経過と共に逆光になってしまうので午前中の早い時間が勝負。
午前8時の段階では順光に近い条件なので忠実に近い状態で見ることができます。
運良く近距離で撮影させてもらうことができた下の画像は10時頃。
全体的に黒っぽくなってしまいます。
正午になるともう真っ黒でパソコンで現像技術の上手い方でないと厳しいでしょう。
さてこちらの個体♂の若い個体と判明しましたが、画像の角度により頬の白斑の周りに成鳥に見られる紫色や緑色の羽を見てとることができました。
滞在期間が長くなるともう少し変化が出てきたところを観察できるかもしれません。
と、マニアックなお話になってしまいましたがここからが本番。
ヒメハジロ見てるとウミアイサという鵜のような嘴をしたカモが変な動きをしていました。
何してんだろ?と見に行くとお魚を捕獲した模様。
しかしどう考えても食べるにはサイズが大きいようです。
やはり口に余してるようで何度も咥え直していましたがやっぱり大きい。
諦めるのかと思いきや・・・
無理だろっ。
なんと無理やり呑み込んでしまいました。
見てるだけで喉が痛い。
ヒメハジロもこんなことしてくれたらもっと楽しくご紹介できると思いますがそれは鳥神様が降りてこないと無理。
前半は些かマニアックな話題になってしまいましたが本日の日記はこれにておしまいです。