2017年5月2日 15/8℃ 晴れ
夏も近付く八十八夜。
秋田市では桜も散り新緑のシーズンを迎えようとしています。
五月晴れとなった今日は昨日に引き続きサバクヒタキの捜索から始りました。
結果から話すと残念ながら発見に至らず。
3時間ほど捜しましたが私一人での捜索には限界があり、今日は本当に人手が欲しかった。
疲労感たっぷりでしたが明日以降は予定が立て込んでおり、連休中の観察は最後になるかもしれないので帰宅することなくそのまま男鹿半島へ。
何かしら新しい出会いがあればと思ったのですが、各所回ってみたもののこれといった出会いに恵まれず。
そんななか一昨日観察したシベリアジュリンは未だ同じ場所に滞在中でした。
今日は釣り人の往来が少なく、一昨日の行動パターンを参考にじっくりと観察することができました。
とは言っても1秒たりとも止まることがなく、忙しく餌を採るシベリアジュリンの撮影は難儀をさせられます。
目に光が射した瞬間を狙って撮影を試みますが、そればかりに意識をとられ結果的に図鑑写真ばかりになってしまいました。
何かこう画的にも良いものが撮れたら良いのですが、鳥の写真は「撮る」のではなく「撮らせてもらってる」と思うので一筋縄でいかないのが現実です。
シベリアジュリンの観察後は通称『畑エリア』と呼ばれる場所に移動し、こちらでは徒歩での観察。
ツメナガセキレイの類いでも入っていればと思い散策をしていると地元の方に声を掛けられました。
鳥の観察をしている旨を話すと「この前まで青い鳥を見た」とのこと。
時期的にもオオルリではないかと思い話を続けると「カラス科の鳥で・・・なんだっけ?」と野鳥の知識があるようです。
思い当たるのはカササギ。
特徴について詳しく話をすると間違いないようで、つい最近までしばらく滞在していたそうです。
この頃畑エリアに足を運んでいなかったことをちょっと後悔。
地元の方と話を終えた後、ゆっくり辺りを見て回りましたが珍鳥は発見できず。
今日はシベリアジュリンの他に観察できたのはコチドリだけだったので最後はそちらの画像をご紹介。
こちらを気にするコチドリ。
車を動かさず警戒させないよう見ているとスタスタと走ってきました。
コチドリは地べたに直接卵を産むので見つけても遠くから温かく見守ってね。
おしまい。