2018年1月8日 5/-1℃ 晴れのち曇り
今日は海沿いでの観察。
昨日は雪中行軍をしたにも関わらず見事に空振りをしたので今日は
朝一番で訪れた場所は巷で噂となっているビロードキンクロが入っ
名前を聞くに一体何なのか想像もつきませんが歴とした鳥の名前。
大型の海ガモですが秋田ではあまり見られない珍しいカモです。
通称ビロキンと呼ばれるこちらのカモは全身がビロード状に見える
しかし釣人の往来で警戒してしまい遠く離れたと思ったら寝る姿勢
これは暫くの間良い観察はできそうにないと思い場所の移動を考え
この時期は天気が良過ぎるとカモメやカモが港から離れたり、
海沿いの観察を中止して何処で何を観察しようか・・・
悩んだ結果、
そんな訳でクマタカ山へ。
この写真を見た地元の方は驚いていることでしょう。
山頂は風で雪が飛ばされているため積雪量は少ないように見えます
埋まったらJAFも助けに来ない、そんな場所です。
正気の沙汰とは思えない無謀な行動のお陰で秋とは一味違った風景を見るこ
あとはクマタカの登場を待つだけ。
程なくして日頃お世話になっている先輩からメールを着信。
『コオリガモ♀を見つけました』
良い意味で崖から突き落とされた気分。
山頂へようやく辿り着いたところでまだクマタカの顔を拝んでいま
当然悩みます。
しかしコオリガモは私にとって未だ見たことのない鳥とあってこの
クマタカvsコオリガモはコオリガモに軍配が上がり、
約2時間かけて場所を移動し情報のあったポイントへ到着。
さてコオリガモは何処かな・・・
と、遠い・・・遠過ぎる。
矢印を付けたのがコオリガモ。
画像を最大まで拡大すると辛うじてコオリガモと判る程度です。
先輩が観察をしていた時の画像を拝見させて頂きましたが、
そうこうしているうちにコオリガモはどんどん奥まった場所に離れてい
ここで取る行動は黙って待つのが鉄則。
再び近寄ってきた時にゆっくりと観察することが正解で、
更に言うと自分は近くに寄って来たところに会えずに終わるという
『ここ、
悪魔の囁き。
よし、行こう。
まさかの二日連続で体力勝負。
勝敗の行方は・・・負けました。
向こう岸にようやく辿り着いた時にその場から動かず観察を続けていた先輩から電話があり『こっちに来たよ~
今回は努力の甲斐あって近くで見ることができたので結果オーライ。
思った以上にサイズが小さく、
比較的距離は縮まったもののいかんせんサイズの小さなカモなので画像を拡大。
自分の見た感覚は間違っていないか帰宅後に図鑑で確認するとヒメ
秋田では珍しいカモということしか判らず全く知識
時々流氷の上で休んでる姿が見られるのだとか。
今回観察できたのは♀ですが、♂
秋田でも♂のコオリガモは確認されているので、
今日のラストはローアングルで撮影した画像で日記はおしまいとな