2018年11月3日 17/6℃ 晴れ PART ②
前回の続き。
ハマヒバリをじっくり観察したところで地元バーダー氏と手分けを
暫くするとバーダー氏より電話が入り何か見つけたのかワクワクし
『変な鳥がいる~、ちょっと見に来て』
変な鳥って何だ?
笑ってしまうような内容でしたが、数多くの鳥を観察してきた方が
直ぐに場所を移動しバーダー氏の元へ向かうと車内から上方にカメ
レンズの向きを頼りに視点を移すとコンクリートで固めた法面に1
これが話にあった変な鳥か。
取り合えず私も撮影。
なるほど、変な鳥だ。
何であんなところに止まっているんだろう?
しかし何処かで見たような・・・
脳内図鑑と照合してみましたが合致するがなかったので真下に行っ
う~ん、何の鳥か分からない。
暫く見ていると変な鳥は急な法面を器用に降りて来て私の目の前に
人を怖がる様子はみられません。
ますます珍鳥っぽい。
しかしながらこの鳥は一体・・・
一度車に戻り図鑑で確認しようと思いましたが図鑑が見当たりませ
どうやら家に置いてきたようです。
自分でしっかりと調べることなく他所様に訊ねることはしたくなか
頂いた回答はなんとイワヒバリ。
色んな意味でびっくり。
イワヒバリと言えば高山帯で見られる鳥ですが、この場所は低地で尚且つ目の前には海が見えます。
更に云うと私は過去に一度見たことのある鳥でした。
その昔イヌワシ見たさに登山した際に撮影していたのですが完全に頭
言い訳をすれば逆光のシルエット状態で当時はカメラの設定など調
実質これが私にとって初めて見るイワヒバリと言ってもいいと思い
目の前いる鳥がイワヒバリだと知り、これが思い浮かばす恥ずかし
イワヒバリは登山をする方にとって馴染みの深い鳥だと思いますが
と言うのも二年間前にこの鳥を観察するため秋田県で一番標高の高
同じような場所で暮らすカヤクグリは至るところで見られましたが
イワヒバリは高山帯で留鳥または漂鳥として見られる鳥なので、此
普段は登山客と接しているせいか人を怖がる様子がないことにも納
しかし高山帯では車を見たことがないせいか、車が通り掛かると警
普段は険しい岩場で暮らしているのでこのような場所に止まることもお手のものといったところでしょうか。
車が見えなくなると安心したように移動してくる姿は新鮮でとても面白く感じられました。
普段フィールドで見られる鳥と全く逆の行動です。
他所の地域で登山される方にとっては普通種かと思いますが、低地でこのように観察できる機会はなかなかないでしょう。
気付いてみればこの珍鳥騒ぎにバードウォッチャーが多く集り時刻
パンを食べながら観察を続けるとレンズの回りでイワヒバリが餌を
忙しなく動き回り採餌する様子は望遠レンズでの撮影が難しかったため広角レンズで撮影を行いました。
じっくりとハマヒバリとイワヒバリを観察できたので今度はヤマヒバリを。
そんな上手い話はないと思いますが、お隣の山形県の飛島ではヤマ
そこでイワヒバリ観察に区切りをつけ再びバーダー氏と手分けをし
車が入れないような場所も丁寧に探して回り、普段足を運ばないよ
時刻はもうすぐ15時を回ろうとしたところ再びバーダー氏から電
電話に出てみると・・・
後日更新の日記に続きます。