2018年6月24日 /℃
今週は所用のため観察はお休み。
そのため今回の日記はナイトウォッチングで見ることのできた哺乳
私の住む地域は市街地から少し離れた里山に近い環境で、
先ずはこちらの画像から。
アナグマの幼獣です。
これは数年前の画像ですが、
私は住宅地から少し離れた農耕地でナイトウォッチングをする機会
その他に見掛ける頻度の高いのはタヌキ、キツネ、ノウサギ、
これ以外にここ1~2年の間、
秋田市周辺において轢死してる姿も頻繁に目にするようになりまし
農耕地でのナイトウォッチングでも度々目にするようになったこと
今月上旬もカメラ片手に農耕地へ行ってみると車のヘッドライトに
手持ちのライトで確認するとそこにいたのはハクビシンが3頭。
畦道で餌を探していたようです。
以前目撃した時もそうでしたが、
徐々に距離を詰め様子を見ていると道路を横断し反対側の林の中へ
暫く待つと再び姿を現しこちらを見ています。
その後、のそのそと出てきてこちらを凝視。
和名にある白鼻芯の文字通り、
暫く膠着状態が続きましたが再び歩きだすとゆっくり畦道の方へ。
こんな調子なので轢死するケースが増えるのも納得してしまいます
警戒心や俊敏性で云うと野良猫の方が勝るのではと思うほど。
歩いてる後をついていき撮影したものがこちら。
夜行性の哺乳類はその殆どが人間を見ると逃げるという行動をとり
さてハクビシンについて調べてみたところ、意外なことに“
今まで外来種とばかり思っていたのですが、
その特徴はハクビシンに共通するものが多く見られますが、なかでも興味深かったのが松浦静山が随筆した甲子夜話。
それによると❝出羽国 秋田で雷と共に降りた雷獣を捕らえ煮て食べた❞という話がありました。
狩猟を行う秋田県の阿仁マタギは古くから有名なので信憑性の高い話だと思います。
事実、中国では煮込み料理の食材になっているんだとか。
昔は個体数が少なかったことに加え、ネコでもない、
昔の人が見た妖怪はこのような姿だったのでしょうか。
手先が器用なことから木登りが得意で、
今回はハクビシンについてお話をしましたが、
また良い出会いに恵まれたらこちらの日記でご紹介したいと思いま
今日の日記はこれにておしまい。