2018年7月15日 30/22℃ 晴れのち曇り
梅雨明けしたような好天。
現在のところ東北南部まで梅雨明けしましたが、
しかし天気図を見ると連休明けに気圧の谷の影響を受けるものの、
にわか気象予報士Endoが梅雨明けを発表します。
梅雨入り・明けに関しては気象庁でも見直しが行われ秋頃に“
そもそも定義がないのであくまでも人間の感覚なのです。
さて、青空の見える良いお天気に恵まれた今日はアオバトの観察。
去年はハヤブサの襲来によりまともに観察することができなかった
例年観察している海岸へ行ってみると直ぐに海水を飲むアオバトの
幸先の良いスタート。
警戒心の強いアオバトは姿は確認できてもなかなか浜辺に降りて来
少し距離を縮めようと海岸線を進むとポツンと1羽浜辺にメスの個
もしかすると見張りの役割りを持っているのかもしれません。
この個体が飛ぶと波打ち際で海水を飲んでいたアオバトたちは一斉
暫く待つと再び浜辺に群れが飛来。
そのうちの数羽は海水に羽を浸しました。
通常はホバリングするようにして尾羽だけを浸しますが、
謎に満ちたアオバトの習性には地域性があり、
一般的に有名なのは岩場で海水を飲むシーンですが、
また海に面してない県で繁殖する個体は海水を飲まないのだとか。
食性が果実などの植物に限定されることからミネラルを補う為に海
奇妙な行動はさておき、
視界に入ったのは浜辺を地面スレスレに一直線にアオバトに向かっ
『ハヤブサだ!』
離れた場所からアオバトたちの動きを探り、
我に返るようにして再びファインダーを覗いた時、
アオバトに深刻なダメージを与え捕食しようとするハヤブサですが
辺りを何度も旋回しカラスがいなくなると再び浜辺に飛来。
※この先、自然界の厳しいシーンの画像があります。
苦手だという方は閲覧をお控え下さい。
ここで急降下してアオバトに再び襲いかかります。
自然の摂理とはいえ撮影してる本人が一番苦手。
絶命を確認したところでようやく近寄ることができました。
私はずるい人間なので生きているうちは距離を縮めて見ることがで
此方の個体と去年の個体を見比べてみたところ同一個体であることが判りました。
下の画像は去年撮影した時のものです。
浜辺にはウミネコの幼鳥がのんびりしたりと狩りをするうえでずっ
羽を毟って本格的に捕食を始めたところ『キッキッキッキッ』
もう一羽ハヤブサが現れました。
こちらの海岸近くでは3個体のハヤブサを確認していますが、
しかし気に掛かるのか狩りを行ったハヤブサは獲物を抱え飛び去っ
仲間が襲われてから小一時間ほどアオバトが飛来することはなく我
その後ハヤブサが現れることなくようやく落ち着いて海水を飲むこ
去年のリベンジとばかりに意気込んだアオバトの観察でしたが、
次回観察を行う時はゆったりとした気持ちで撮影も楽しめと思いま
今日の観察日記はここまで。