2019年6月15~16日 23/20℃ 曇りのち雨
今回はヨシゴイの観察記。
毎年この時期になると各所でヨシゴイの観察をしていますが、今季
15・16日の両日、早朝の時間帯に観察を行いましたが、15日
そのため葦原に潜んで生活しているヨシゴイを観察するには厳しい
風の強い日は葦が大きく揺さぶられ、そのような時はまともに観察
更に嬉しかったのが去年に比べ渡来数が増加していたこと。
正確に言うと元に戻ったという言い方が正しいかもしれません。
小さな沼に4~5ペアが暮らし繁殖しますが、去年は2ペアしか確
頭が青く見える個体は雄。
雌は縦縞が目立ちます。
活発に動くヨシゴイたちを見ていてふと気になったのが、一度に見
今時期は抱卵をしている頃なのでここまで出が良いことはないと思
今年は渡来が遅かったのか?
私の疑問を他所にヨシゴイたちは水辺を行ったり来たり。
沼のあちこちで『オーッ オーッ』というヨシゴイの鳴き声が聞こえてきます。
鳴き声については雌雄での鳴き交わしなのか単に鳴いてるだけなの
沼の周囲を移動していると目の前の葦原の中から聞こえてくること
正にその状態を録音しました。
観察を続けることである程度の行動パターンが掴めてきます。
高い頻度で行き交う場所があり、その場所に止まるとそそくさと葦
潜る瞬間を拡大。
おそらくこの奥で繁殖をするのでしょう。
しかし毎度のことながら器用に動き回るものだと感心させられます
見た目以上に軽い体を活かし葦を伝って移動しますが、葉っぱを掴
オカメインコよりも体重が軽いことを考えると納得できますが、写真と実際に見た感覚のギャップをどうしたら伝えることができるのだろう・・・
このヨシゴイの身軽さが伝わればと思い、ちょっと引きの絵面で動画を撮影してみました。
しなる葦に止まりながらも葦を折ることなく羽繕いをする様子を見
いつも葦原で観察をしているヨシゴイですが、いつか見てみたいと
県外には蓮の葉の上を歩く姿が見られる有名な場所もあるようです
いつのことだったか忘れてしまいましたが県内でも有名な蓮の群生
そのような場面に遭遇することがないまま早数年、ようやく思い描
暫し肉眼で観察を続けていると飛翔したヨシゴイが沼の中央に自生
ヨシゴイを観察していて久しぶりに慌てました。
一度姿が見えなくなってしまいましたが、葉っぱの下を移動したようで思いもよらぬ場所から登場。
首を伸ばし辺りを見ています。
こんなシーンが見たかった。
辺りを見渡すと伸ばしていた頸を縮め葉っぱの上を歩き始めたヨシゴイ。
何をするのかと思い見入っていると再び葉っぱの影に隠れてしまいました。
風が強いことが影響してヨシゴイがどのように動いているのか把握できず、何処に出てくるのか神経を集中して待っていると・・・
茎を伝ってこちらに出て来てくれました。
連写!連写!
こちらの植物、てっきり蓮だと思っていたのですが師より“コウホ
今まで深く考えたこともありませんでしたが、言われてみると確か
更に言うと黄色い花が咲くことは見ていて分かっていましたが、今
興味がないとこんなものでしょう。
これを機会に私もコウホネについて語れるようになりました。
今日からコウホネマスター。
残念ながら蓮ではありませんでしたが私のなかでは同じようなもの
見たかったシーンに変わりはありません。
しかし見える範囲でこの場所で小魚を獲ることはなく、何故葉っぱの
見えない位置で小魚を獲っていたのかもしれませんが、翌日は葉っぱ
そういった意味でもしかしたら貴重な瞬間を見れたのかもしれませ
継続して観察をしていると良い場面に巡り会うことがあるという、
本日の日記はこれにておしまいです。