2019年8月11日 30/22℃ 曇りのち晴れ
この週末から短い夏季休暇に入りました。
今回は先週帰りがけに観察をしたショウドウツバメの話題から。
前回と同様に渡りの中継地となっている地域へ足を運んでみると・
私の期待とは裏腹に群れの規模は先週とほとんど変わらず。
一週間経ったことで爆発的に個体数が増えているだろうと思ってい
渡りのピーク時を迎えるとこちらの地域の電線はショウドウツバメ
何故今年は渡来数が減っているのだろう・・・
繁殖地の北海道で何かあったのかと非常に気掛かりです。
梅雨が無く夏は過ごしやすいと言われていた北海道、しかし近年は
逆に32℃程で暑さの頭打ちとなる沖縄が将来的には避暑地と言わ
今後、例年通りの個体数が渡来するのか現段階では分かりませんが
当たり前の光景がいつまでも変わらないというのが一番大切なのかもしれません。
一年を通して自分の観察を振り返ってみた時、以前は毎年同じ時期
さて今回はショウドウツバメを観察するにあたり、特に行動という
過去に観察した羽毛への執着と虫干しについて謎に迫るような観察
今後個体数が増えたところで改めて観察できればと思います。
ショウドウツバメの観察を終えた後はシギチの観察へ。
例年足を運んでいる海岸へ行ってみると行楽の方で賑わっており観
早々に場所を移動し休耕田でシギチの観察ができたらと思い農耕地
目的地まであと少しといったところで視界に入ってきた鳥にびっく
私の車を警戒しそそくさと稲穂の陰に潜り込むアカガシラサギの姿
おそらく先月7日に見かけた個体と同個体でしょう。
先月撮影した画像がこちら。
画像をクリックすると当時の日記へジャンプするように設定しまし
興味のある方はどうぞ。
その後の目撃情報も無いまま暫く時間が経過していたことから既に
一瞬でしたが先月見た時に比べ、頭部の赤い色が少し薄くなってい
比較できるような写真を撮らせてもらえたらと思い、再び出てきて
待つこと30分。
頭が見えたと思ったら一瞬で頸を引っ込めてしまう相変わらずの警
更に待つこと30分。
稲穂の付け根部分の隙間から何かが動いているように見えたことか
頸を伸ばしました。
ようやく撮らせてもらえた証拠写真。
このまま全身を見せてくれたらと微動だにせずファインダーを覗い
そして稲穂の付け根の隙間からは体をゆっくりと反転させて歩いて
また姿を見せてくれることを期待して待っていると不意に飛び立ち
見失わないよう降りる位置をしっかりと確認し、そちらに移動して
目測を誤ったのかと、元居た場所と位置関係を確認しながらじっく
見つけた。
先月7日、一番最初に見つけた時と同じような環境に身を隠してい
この個体は本当に警戒心が強く、なかなか表立った場所に姿を現さ
暫く離れた場所から見ていましたが枝葉の混み入った場所に姿を隠
本当に手強い相手です。
2019年8月15日 37/29℃ 晴れ
短い夏季休暇はあっという間に最終日を迎えました。
接近中の台風10号の影響により連日猛暑が続き寝苦しい夜が続い
高温注意情報の出るなかでも県内各地を巡ってみましたが空振りの連
タイミングが悪いのか、気象条件が悪いのか原因は定かではありま
あちこち回って行き着いた先はいつもの休耕田。
こちらの休耕田はシギチの観察用にと数年前に休耕田探しをしてい
「何もいねぇなぁ」
また空振りかと思いましたが一瞬何か動いたような。
少し角度を変えて見てみると・・・
やっぱりこの場所に来たか。
完全にこちらを警戒しています。
一度場所を離れカモフラージュネットを使用して少しでも警戒心を
飛び立った画像を検証してみると先月7日に撮影したものと比べ次
【 7月7日 】
【 8月15日 】
羽が綺麗に揃ったところで秋田を離れてしまうかもしれません。
その様に考えると旅立ちの日は間近。
それまでにじっくりと観察させてもらえたらよいのですが・・・
あまり欲張ると良いことはありませんが、次の週末も運頼みで良い
本日の観察日記はここまで。