2020年4月25日 15/2℃ 雨のち曇り
今回の日記はコマドリの観察記。
ここ数年この時期になるとコマドリの渡来に合わせて観察を行って
先週の日曜日に今季初認していたものの、残念ながらその時は観察
それから一週間が経過し渡来状態や行動に変化が見られないかと再
道中は辺り一面ツグミだらけといった様相で北上中の個体が夜のう
そして道路脇からはコマドリの囀りが・・・
耳を澄ませ鳴き声を頼りに歩み寄ってみると藪の中を移動するコマ
思わぬところで今季初撮影となりました。
しかし渡りの時期には平地でも見られることがあるので特別珍しいことで
思い返してみると私がコマドリを初めて見たのは面積のほとんどが
ちょうどゴールデンウィークの連休中だったと記憶しています。
今季初撮影のコマドリは目視で確認できない藪の奥に消えてしまっ
この日は朝から雨が続いていたこともあり、登山者の姿もなければ
雨があがったところを見計らい、山に入るとひょっこりとコマドリ
こちらの場所に渡来する個体は一定期間滞在すると標高の高い場所に移動するようです。
滞在期間は然程長くありません。
岩や倒木の隙間を縫うようにして移動するコマドリは餌となる虫を探している
撮影は移動する際に目立った場所に出てきたタイミングでシャッタ
絵面が違うというだけで行動を撮らせてもらいたいと考える私にと
コマドリをこのように狙って観察できること自体が贅沢なことかもしれませんが・・・
コマドリを見ていると時々ルリビタキも姿を見せてくれたので、そ
前日は枝止まりがほとんどだったので苔むした環境での撮影は新鮮
このルリビタキを追いかけるように別の鳥が現れ、何が飛んできた
何ともカラフルな観察日となりました。
ルリビタキやキビタキを見ているとコマドリの出が悪くなり、暫し
一体何処で鳴いているのか探してみると普段出ることのないような
私の挙動が大きかったものの動じる様子は見られず。
個人的な印象ですがミソサザイと同様に囀ずっている時は周囲の動
ジメジメとした薄暗い環境で見ることの多いコマドリですが、この
私の存在などお構い無しに採餌を続けると太陽が燦々と降り注ぐ花の咲いている場所に止
これは願ってもないチャンス。
初めて撮影する花とコマドリのコラボレーションです。
後にも先にもこんな場面には出会えないかもしれません。
この写真はこの日撮影させてもらえた写真のなかでお気に入りの一
他の写真はコマドリとの距離が近過ぎて構図のバランスが悪かった
例えばこちらの写真。
コマドリを観察していると驚くほど近寄ってくることがありますが、そんな時に撮影できた写真ほどバランスが悪くなってしまいます。
近いことで嬉しさが先行してしまい夢中でシャッターを押しますが、帰宅後に改めて画像を確認すると「う~ん」と首を傾げてしまう羽目に・・・
コマドリは忙しなく動き回る鳥なので構図を作って見栄えの良い写
今回掲載している写真は下手な鉄砲を撃ちまくったものを吟味しま
見た目にインパクトの強い鳥だからこそ小さく撮って生息環境を上
そんななかで今回はミソサザイの写真が一番良く撮れたと思います
このミソサザイが囀りを聞かせるなか、ちょっと控えめにコマドリ
その様子は活字で伝えきれないことから動画で撮影。
手持ちの図鑑ではコマドリの囀りに関して『ヒンカラカラカラ』と
うろ覚えですがこの鳴き声が馬の嘶き(いななき)に似ているとい
しかしながらコマドリの囀りは馬の嘶きとは似ても似つかないよう
止まっている姿の撮影がお腹いっぱいになったところで、採餌の瞬
この時は比較的大きな虫を捕食したようでしたが一体何だったのか
何か面白いシーンをと粘って撮れたのがこちらの画像。
橙色と青色のコラボレーションです。
手前にボケて写るのはルリビタキ。
この2羽が重なる場面を狙って撮影しましたが無理矢理な感じが否
動きのある写真が撮れたらと決定的瞬間を狙っても・・・
我ながら笑える写真になりました。
結果的にこの日撮影することができたのはほとんどが止まっている
この週末を境目に夏鳥が一気に増え、渡りの途中の鳥も多く見られ
この時期の貴重な機会を逃すことが無いよう、今後も丁寧にフィー
おまけの画像。
先週観察を行ったカワガラスの巣立ち雛はまだ親鳥に餌をねだる場面が見られたものの、飛び方もかなり上手になり成長している様子を見ることができました。
また成長を感じる場面が見られたらと思います。
本日の観察日記はここまで。