2020年5月31日 28/12℃ 晴れ
本日の日記はアカショウビンの観察記。
年に一度は見ておきたいアカショウビンですが、毎度説明していま
アカショウビンの観察で有名な隣県某所とは違い地元で観察となると高
空振り覚悟とは云え週に一度のお楽しみを棒に振りたくない私は観
そんな訳で今回はこちらをチョイス。
赤いパッケージから担々麺かと思いきや、まさかのカレーヌードル
しかもココナッツ風味に唐辛子のオイルときました。
俗にいうミスマッチを狙った商品かと思いますが、食べてみた感想
甘さと辛さがマッチせず見事に喧嘩しており、完全にミス。
二度と食べることはないでしょう。
変に胃が熱くなりましたが、取り合えず唐辛子オイルで験担ぎをす
後は現地に向かうのみ。
観察場所に向かい車を走らせていると道路脇からツグミ大の鳥が飛
しかし陽の射した場所を通過した際に見えた姿は真っ赤な羽色をし
アカショウビンは道路から程近い松の木に止まったようだったので
考えてみると松の木に止まるアカショウビンを見たのは初めてかも
取り合えず験担ぎの効果はあったようです。
こちらで5分ほど様子を見ていると後続車が来てしまい泣く泣く移
観察地に到着する前に姿を拝むことができたアカショウビンですが
いつもの場所に陣取り、後は出てくることを願ってひたすら待つの
この日は例年に比べるとゆっくりめの現地入りで、8時から出待ち
しかし鳴き声はやや遠くで聞こえたことから期待度が上がりません
更に一時間ほど経過すると鳴き声が頻繁に聞かれるようになりまし
お昼が近くなってきたところで昼食を済ませると睡魔に襲われ目蓋
前日はナイトウォッチングで遅かったこともあり寝不足の状態でし
“果報は寝て待て”
ことわざにある通りアカショウビンの観察地で私は寝ていることが
そんな訳でおやすみなさい。
『キョロロロ~!!!』
来た、近い。
この時の時刻は12時30分。
辺りを見渡すと狩り場の枯木に止まるアカショウビンの姿がありま
そろりそろりと近付いて・・・
約10ヶ月ぶりの再会。
こちらの個体は8年連続の渡来となりました。
無事にこの場所に帰ってきてくれたことが何よりも嬉しい。
雌雄同色で大きさも変わらないアカショウビンを何故見分けること
そちらを目印に識別していますが、この個体の止まる場所は何ヵ所
昨年撮影した画像にも目印となる白斑が写っています。
※2019年7月7日撮影
枯木に止まり獲物を狙うアカショウビンは目の前で鳴き声を聞かせ
動画撮影を始めて間もなく獲物を見つけ水辺にダイブしてしまいま
残念な映像になってしまいましたが、振り返った際に目印の白斑を
水辺から飛び立ったアカショウビンは遠くへ飛び去ることなく、近
しかしアカショウビンが移動した先は枝葉が混んでいるだけではな
警戒させることのないよう、ゆっくりと近付いてみると・・・
『ザリガニ獲ったど~!』
暗がりのなかスポットライトを浴びるようにしてアカショウビンは
横枝に叩きつけられたザリガニは既にグロッキーのようです。
殻を砕くようにして頭を何度か咥え直すと先ずは頭だけを飲み込み
胴体は回転させるように何度も咥え直します。
これを繰り返すことで徐々に殻が柔らかくなっているのか、この後
まるで身を解しているかのようです。
そして一気に丸飲み。
ザリガニを飲み込むとお腹を落ち着かせているのか、暫くその場に
休憩していたアカショウビンは13時05分、狩り場から離れてい
良い場面を見ることができましたが、まだまだ時間に余裕はありま
もう1回チャンスがあるのではと考え再び待機していると13時3
例年観察している個体と午前中に鳴いていた個体が鳴き交わしたよ
去年は残念ながら繁殖が確認できなかったので今年は何としてでも
その後は鳴かず飛ばずで15時を過ぎた頃、いつの間にか姿を現し
狩り場に移動したことを確認できたので「さぁ、これから!」とい
16時まで粘ってみたものの結局姿を見ることはできず。
8時間も粘った割に観察できた時間は極めて短く時間の無駄に思え
容姿のインパクトが強いせいか珍鳥扱いされることの多いアカショ
しかし観察に繋がるかというと別問題で、秋田県内でアカショウビ
この様な事情からも近場での観察が継続できるよう、今年は白斑の
本日の観察日記はここまで。