2020年7月23日 27/21℃ 曇りのち晴れ
日本中がオリンピックの開幕で盛り上がるはずだった4連休。
しかし現実は未知のウイルスが世界各国に蔓延しオリンピックの開
開催地の選考で東京に招致が決まったあの時、この様な展開になる
国内の感染者が減少したタイミングで政府は経済に舵を切りました
楽しいはずの連休も感染症に怯えながら過ごすことになりましたが
そちらについては諸般の事情からリアルタイムでの公開は控えたい
そのような訳で今回は合間を見て観察を行ったショウドウツバメの
例年この時期になると繁殖地である北海道から南下してくるショウ
秋田では旅鳥として観察できますが、今季も繁殖を終えた群れが中
電線にずらりと並んでいますがこれはほんの一部。
画像に写っている個体数を数えてみたところ253羽でしたが、こ
あちこち飛び回っているため実際のところ正確な個体数は把握でき
ピーク時には数千という数の群が大挙して押し寄せるので、こちら
少し角度を変えて撮影した画像。
電線に止まる群れを観察しているとほとんどの個体が羽繕いをして
更に気になる点があり、群れの大多数は太陽を背にしていました。
これらの行動は毎年同じで晴天時は太陽を背にすることが多く入念
他のツバメ類と比較しても羽繕いをする時間はずば抜けて長いと感
見た目も他のツバメ類とは異なるため、1羽だけクローズアップす
他のツバメ類は頭部から尾羽にかけて上面が光沢のある黒っぽい羽
面白い行動の一つとしてショウドウツバメは地面に寝転び虫干しを
強い陽射しが降り注ぐ日には熱くなった地面に寝転び行き倒れたか
しかし今回も見ることができた謎の行動を一つご紹介。
何処からともなく飛んできた羽を見つけると我先にと奪い合う姿が
フライングキャッチした羽を落としてしまうと奪い合いは更にエ
繁殖期であれば巣材の一つとして使うことも考えられますが今は渡
利用価値もなさそうなので単に遊びの範疇と考えるのが妥当なとこ
しかし真相は分かりません。
羽の奪い合いは全ての個体が参戦する訳ではなく、一部の個体が奪
そんな奪い合いを観察していると飛翔シーンが撮影しやすくなるの
初列~三列にかけて風切羽に傷みがあるので上の画像の個体は成鳥
一方で次に掲載する画像の個体は羽に擦れが見られないので今年生
羽について語り出すと内容がマニアックになってしまうのでここで
暫く観察を続けましたが時間の経過と共に雲が多くなり、飛翔シー
観察を始める時間が遅かったこともあって光線の状態が厳しく飛翔シーンの撮影には少々条件が悪かったと思います。
この後は各地を転々としながらの観察を続け、あっという間に連休
2020年7月24日 26/21℃ 雨のち曇り
この日も早朝から継続観察している鳥を見てから通常運転。
前日はショウドウツバメを観察できたのでこの日のお目当てはイワ
県南内陸部へ移動し道中あちこち寄り道をしながら目的地へ到着。
しかしこちらの個体群は既に巣立ちを迎えてしまったようで、巣と
完全に当てが外れてしまいました。
せっかく県南まで足を運んだので久しぶりに十文字そばをいただく
あっさりした煮干しのスープが大変美味しゅうございました。
その後も収穫を得られないまま時刻は夕方になり空振りの気配が濃
一直線に飛んできた鳥は急旋回するとハイスピードで上昇していき
その飛び方から直ぐにハリオアマツバメと分かりましたが車を降り
低空で飛んでくる個体を狙って撮影を試みましたがなかなか上手く
曇天+夕方ということもありシルエット的な画像を量産。
しかし撮影した画像を拡大してみると尾羽の羽軸の先が針状に突出
これが針尾雨燕という和名の由来。
ツバメと名前はつきますが、この日観察するはずだったイワツバメ
飛翔はアマツバメより更に巧みで鳥類のなかで最速とも言われるだ
しかしどの画像もシルエットであったことから山側を飛んだ瞬間を
ハリオアマツバメの背中は白っぽい色をしていることが分かります
空抜け画像でも背中の特徴を捉えた画像が偶然残っていました。
暫く見ていると低空で飛んでいた群れは徐々に高度を上げ始め少し
群れの数はおよそ80羽ほどでしたが、一体何処で繁殖し何処を目
上空を飛び交う姿を目にすることがあっても詳しいことは未だ分か
私にとっては謎多き鳥ですが空振りで終わるはずだったこの日、唯
結局この日は県南内陸部から沿岸部へ移動し県南を一周する形でド
今回〆の画像はこの日の戦利品。
行きつけとなった湯沢市の和菓子屋『やな田』のキャラメル大福と
完全にカロリーオーバーな県南ドライブから一転、翌日の観察は正
そちらの様子は後日更新の日記へ続きます。