33cm 冬鳥
目が赤く、嘴はまっすぐで、先がポツンと白くなっている。水に浮いている間は黒っぽいが、飛びたつと羽の内側に白い部分がみえる。
冬羽は喉から腹にかけて白く、他が黒い。
夏羽では頭部と背中が黒、首が褐色、腹が白となり、後頭部に帯状の金色の飾り羽があらわれる。この飾り羽が長い耳のように見えるのでこの名がある。
ハジロカイツブリとよく似ているが、嘴がまっすぐで先が白いこと、顔の黒白の境界がはっきりしていることから区別する。
沿岸などに渡来するがハジロカイツブリに比べ数は少ない。
他のカイツブリと同じように、水に潜って魚や貝、昆虫、甲殻類を捕食する。
繁殖期には湖や池の水草が多い区域に浮き巣を作り卵を産む。
2012.1.4 秋田市
2012.2.19 秋田市