33cm 夏鳥
ホトトギスとカッコウの中間のキジバトくらいの大きさである。
体型はカッコウなどと同じくスマートだが、体色がやや濃く虹彩が茶色っぽい。
また、雌成鳥には背中側全体が赤褐色の地に黒い横しまを呈した「赤色型」も存在する。
平地から山地の森林内に単独で生息するため姿を見る機会は少ないが、渡りの時期には都市公園などにも姿を現す。
樹上の昆虫類を捕食し、特に毛虫を好む。
地鳴きや雌の鳴き声は「ピピピ…」と聞こえるが、繁殖期の雄は「ポポ、ポポ」と繰り返し鳴く。
他のカッコウ科の鳥類と同様に自分で卵や雛の世話をせず、森林内で繁殖するウグイス科の鳥類に托卵する。日本では特にセンダイムシクイ への托卵が多い。
2015.9.27 秋田市
2015.9.27 秋田市
2015.9.27 秋田市
2023.6.11 北海道