14cm 留鳥
雄成鳥は頭頂から後顎が灰黒色で、顔から喉がオリーブ緑色。
背、肩羽から上尾筒、雨覆はオリーブ褐色。
風切は黒っぽく、翼角と初列・次列風切基部は黄色で、飛翔時は翼帯として目立つ。三列風切外弁はやや淡色。尾は黒っぽく凹尾。
胸からの体下面はオリーブ褐色で、下腹の一部と下尾筒は黄色。
嘴は淡い肉色で、足は赤みのある肉色。
雌は全体的に淡色で、頭部に褐色みが強い。
幼鳥は上面が淡色で、下面は汚れた黄白色。頭部から背、喉からの体下面に褐色の縦斑が密にある。
低山から低地にかけての雑木林、農耕地などに広く生息する。
近年は、都市部の市街地の公園や川原などでも観察される。
繁殖期には低山から平地にかけての針葉樹林などで番いで生活し小さな縄張りを持つが、秋季以降は数十羽から数百羽の群れを形成することがある。秋に雄は樹上で集団で求愛ディスプレイを行う。
主に植物食で、植物の種子を食べることが多い。
2010.6.6 男鹿市
2010.5.9 秋田市
2011.6.4 秋田市
2014.5.6 大潟村
2015.10.4 秋田市
2016.4.23 秋田市