61cm 留鳥
和名はセグロカモメより大型である事に由来する。頭部や胴体下面は白い羽毛で被われる。尾羽の色彩も白い。背中や翼上面は青みがかった暗灰色の羽毛で被われる。風切羽は黒く、先端に白い斑紋が入る。
嘴は太くて長い。嘴の色彩は黄色で、下嘴の先端近くに赤い斑紋が入る。
後肢の色彩はピンク色。
幼鳥は全身が灰褐色の羽毛で被われ、羽毛の羽縁が淡褐色。
初列風切の色彩は褐色。嘴の色彩は黒い。
夏季は頭部から頸部にかけて斑紋が無く、冬季は頭部から頸部にかけて淡褐色の斑点が入る。
沖合い、沿岸、港、河口などに生息する。
冬季になると同科他種と混群を形成する事もある。
食性は雑食で、魚類、昆虫類、甲殻類、軟体動物、動物の死骸などを食べる。他の鳥類が捕らえた獲物を奪ったり、他の鳥類の卵や雛を食べる事もある。
コロニーを形成して沿岸部の岩礁や草原などに木の枝や枯草、海藻などを組み合わせた皿状の巣を作り卵を産む。雌雄交代で抱卵する。
2011.12.4 男鹿市
2011.12.4 男鹿市
2018.2.18 男鹿市