19cm 旅鳥
大部分の個体には第一趾がなく、これが和名の由来となっている。
まれにわずかな痕跡程度の第一趾がある個体もある。
冬羽は全身灰白色で翼の縁の部分が黒い。夏羽では頭と背中、羽は赤褐色で、腹と喉が白色である。雌雄同色である。嘴と足は黒色。
海岸の砂浜や岩場、河口、干潟などに渡来する。
数羽から数十羽の群れで行動していることが多いが、時には数百羽の大群を形成することもある。繁殖期はツンドラや岩石の多い平原などに生息する。
砂浜の波打ち際を走り回りながら、貝類や甲殻類、昆虫類などを捕食する。
岩場の海藻類や苔類を食べることもある。
複婚、二重巣卵体制をとっているものが多く、その場合最初の巣では雄が抱卵と育雛を、次の巣では雌が抱卵と育雛を行う。
普段は「チュ チュ」「キッ キッ」と小さな声でさえずる程度。
繁殖期には「キュキュキュ」と目立つ声で鳴く。
2018.5.4 男鹿市
2018.5.4 男鹿市
2018.5.4 男鹿市
2018.5.4 男鹿市
2020.9.16 潟上市
2020.9.16 潟上市
2020.12.30 男鹿市
2020.12.30 男鹿市
2020.12.30 男鹿市
2020.12.30 男鹿市
2020.12.30 男鹿市