平地から山地にかけての森林、堤防、農地などに生息する。
樹上性の傾向が強いが、地表での活動も多い。
生息域は高い梢の上から地表、そして地中や下水道まで、幅広い範囲で活動している。
餌であるネズミの生息環境に対応し人家周辺でよく見られ、深山などで見かけることは稀である。ネズミを追って家屋内に侵入することもある。
昼行性で、夜間は岩の隙間や地面に空いた穴の中などで休む。
危険を感じると総排出口から臭いを出す。
樹上に上るときには枝や幹に巻きついて登っていくのではなく、腹盤の両端には強い側稜があり、これを幹や枝に引っかけることでそのまま垂直に登ることができ樹上を移動する。
壁をよじ登ることもでき、その習性が他のヘビがいなくなった都市部でも、本種が生息できる原動力となっている。
天敵はイヌワシ、タヌキ、イノシシ、カラスなどで、幼蛇はノネコやシマヘビなども天敵となる。天敵に襲われた場合、川底に潜って隠れることもできる。