2011年5月22日 14/12℃ 曇り
今日は午前中の降水確率が70%ということで、ゆっくりな出だしです。
先ずは昨日の通勤途中、近所の田んぼにアマサギがいたので偵察しましたが残念ながら発見できず。
今日の観察で一番の目的はゴイサギだったので、シギチと一緒に観察ができる男鹿方面に向かいました。
最初に河口に行ってみるとハマシギ、ミユビシギ、トウネンの群れが居ました( ^-^)
ここには午後から同じ場所で支部長とmiuraさんと一緒に観察した時の写真を掲載します♪
キアシシギ、ハマシギ、トウネンが仲良く一緒で可愛いです(´∀`)
シギの観察を終えゴイサギのコロニーに向かって出発。
途中の田んぼにアマサギ発見♪
う~ん、金色に見える羽で上品な感じに見える(´∀`)
アマサギをちょこっと観察したところでゴイサギのコロニーに到着。
さてこのゴイサギ、漢字では五位鷺と書きます。
この名前の由来について手持ちの図鑑には、醍醐天皇より五位の位を授かったことから五位鷺という名前が付いたと記載されていました。
それならばと先週時間を掛けて実際に平家物語を読んでみました。
物語を読むにあたって、まず文面を見て目眩を起こし心が折れそうになりましたが、色々調べながら読んで行くと五巻の朝敵揃に醍醐天皇と五位鷺の遣り取りが記載されていました。
その内容は、延喜の帝(醍醐天皇)が水際にいた鷺を見て
「あのさぎをとつてまゐれ」
と六位の家来に命じ、家来の
「せんじぞ」
という言葉を受け、大人しく捕らえられた鷺が帝より
「なんじせんじにしたがいひてまゐりたるこそしんべうなれ。やがてごゐになせ」
と確かに五位の位を授かっていました。
分かり易く表現すると
「お前は宣旨に従って捕らえられ、関心なヤツだ。五位にしてやろう」
といったところでしょうか。
この後、醍醐天皇は五位鷺に
「お前は鷺の王になれ」
と言い、札を首に掛け放したという話が続いていました。
別な角度から調べると五位という位は少納言に近い位だそうです。
今度からゴイサギ様と呼ぶことにしよう(^^;)
でもこの顔を見るとちょっと・・・
今日のおまけ
午後、再び河口に戻る途中にチュウヒがヒラヒラと飛んでいました( ・∀・)