2011年7月10日 30/23℃ 曇りのち晴れ
今日は午前3時起床。
昨夜は気温が高く寝苦しい夜となり、今日の観察への期待感も相俟って殆ど寝ていません(^^;)
先週運良くオオヨシゴイを撮影することができ、今日は撮影だけではなくじっくり観察出来たらと思い、先週目撃した場所へ日の出前に到着しました。
オオヨシゴイは朝夕に活発に動くとの情報もあり、その為に早起きした訳ですが実際のところ詳しい生態は分かりません。
先週から一週間に渡り、図鑑やネットで情報収集を行いましたが他の鳥に比べ情報量が極端に少ないのです。
図鑑にはありきたりの情報しかなく、ヨシゴイと同じような記載なので、実際の観察例をと思いネットで検索しましたが
「国内で例年観察できる場所はまずないだろう」
「珍鳥」
「希少種」
「絶滅危惧種」
こんな言葉しか見つかりませんでした(´Д`)
しかし目撃できているのだから、いないことはないんだ!と言う気持ちで出待ちをしてみることに。
夜が明ける頃、リスは走る、イタチは走るで辺りはまるで動物園(笑)
しばらく待っていると先週聞いたオオヨシゴイと同じ鳴き声が聞こえてきました!
期待感が高まり、今か今かと待ちますが一向に姿は確認出来ません(-"-;)
「キィキィキィキィ・・・」
何の音だ?
何かの雛でもいるのかな?と思い、音の出どころを探してみましたが、確実に至近距離まで来ているのに姿が見えません。
凄く気になったので葦を掻き分けてみると・・・
何かの赤ちゃんがいました!
しかし一体何の生き物だ???
まだ目も開いていない様子。
親は何処に行った?
ネズミでもイタチでもなさそう。
結局何の赤ちゃんか分からず(@_@;)
ふと離れた場所に目をやると黒っぽい動物が一瞬見えました('_')
今度は何だ?
そちらへ歩いていくと葦がガサガサと動いて、少し離れた場所に姿を現しました!
タヌキでした(´∀`)
葉っぱが被って残念な写真ですが、こちらをジッと見ています。
葉っぱが被らないように写真を撮ろうと少し動くとタヌキは一目散に走り去りました(´Д`)ザンネン
再びオオヨシゴイの出待ちをして間もなく、お師匠様が現地入りされました( ^-^)
しばらく一緒に雑談をしながら出待ちしましたが、声も姿も確認できないので二手に別れて出待ちすることに。
終日曇りの天気予報でしたが、この頃の空は快晴となり炎天下(;´Д`)
気温もグングン上がり、熱中症になりそうです。
もしオオヨシゴイが出なければ今日はバードランドがアニマルランドになってしまう・・・
ちょっと休憩がてら車で辺りをパトロールしてくることにしました(笑)
初めに向かったのはチョウゲンボウの繁殖場所。
巣立ち雛の♂かな?
なんとなくあどけない顔に見えて体型もずんぐりしています。
こちらも♂ですが別な場所で撮影した個体。
なんとなくお爺ちゃんといった感じで精悍さに欠けていました。
次に見つけたのはワッホー。
ワッホー!ワッホー!と鳴いていました( ・∀・)
パトロールも終えオオヨシゴイのポイントに戻ろうと思った時、なんとなく色合いが変なモズを発見。
オオカラモズ?
今時期いる訳ない!
実際の個体を見たことがないので直ぐにこんな妄想をしてしまいます(笑)
ちょうどその時、お師匠様から電話が入り、お師匠様のご友人であるSさんがいらしているとのこと。
急いで戻り、お師匠様からSさんを紹介して頂きました( ^-^)
以前、秋田に住んでおられたそうで現在は仙台にお住まいとのこと。
色々なお話をしていただき、お別れする際には差し入れまで戴いてしまいました(´∀`)
時刻は午後1時を回り、残念ながらオオヨシゴイは別な場所に移動したということで納得し今日の観察は終了することにしました。
帰りがけ、お師匠様から電話があり
「 Sさんからの情報で、近くにカラシラサギが2羽いるらしいよ 」
とのこと!
現場に急行しました♪
しかし現場に着いた私は見つけることができません・・・
コサギはいるんだけどなぁ(´Д`)
程なくしてお師匠様が到着。
師「 ほら、あそこにいるよ( ・∀・) 」
私「 へ? 」
師「 嘴の黒いのがコサギで黄色っぽい方がカラシラサギ( ・∀・) 」
私「 ホントだ(^^;) 」
この後カラシラサギは羽をバタつかせながら獲物を追い回していました(笑)
アチョー(`台´
(Sさん、情報ありがとうございましたm(_ _)m)
今日のおまけ
カラシラサギを撮影していたらカニが歩いてきました( ・∀・)