2011年8月28日 29/19℃ 晴れ
今日は野鳥の会・秋田支部の観察会が行われました( ^-^)
シギ・チドリの渡りの観察です。
午前9時に男鹿の入り口にある観光案内所に集合します。
ここで迎えてくれるのは・・・
なまはげ像。
県外から訪れた観光客はここで記念撮影というのが定着しつつあるようです☆
観察会に参加するメンバーが集まったところで支部長から挨拶があり、今日の観察ポイントを決めたところで出発♪
海岸で観察を開始しますが、今年は渡りの時期が遅いのか、それとも入り具合が悪くなったのかシギチの姿はほとんどありません。
ここでは辛うじてイソシギが1羽。
移動中にセイタカシギも1羽確認できましたが、本来であれば群れの中からどんな種類の鳥が入っているのか?といった観察会なのですが、今日はシギチを探す会といった感じです(^^;)
場所を浜辺に移動して再びシギチを探します。
浜辺には凄い量のゴミが散乱しています。
ここのゴミは集中豪雨によって流された葦・樹木などが漂着したようです。
そんな浜辺では少数のトウネンの群・ハマシギ1・メダイチドリ1・オオソリハシシギ2を確認。
オオソリハシシギは昨日紹介したので、今日はトウネン・ハマシギ・メダイチドリを掲載します( ^-^)
先ずはトウネン。
大きく撮影したので特徴は分かり易いですが、実際に見ると凄く小さな鳥です。
浜辺で一生懸命お食事をしてはチョコマカと動いて、見ていると面白いです♪
トウネンの群れにはヘラシギやヨーロッパトウネンといった珍しい子が混ざってたりするらしいのですが、今日は残念ながら目を皿にして探すまでもありません(´Д`)
次はハマシギとメダイチドリ。
ハマシギはトウネンより一回り大きく嘴も少し長め。
さてここで気になるのがメダイチドリ。
このメダイチドリ、ハマシギよりサイズが大きかったので、オオメダイチドリでは?と思いました。
以前見た個体より脚も長く感じ、ちょっと違和感を覚えます。
しかしオオメダイチドリは嘴が少し長いようで、帰宅後に図鑑を見ましたが確かに嘴の長さが違う写真が掲載されていました。
嘴の特徴がよく分かる写真があったので図鑑と見比べてみると・・・
中間くらい(笑)
どっちにも見える(´Д`)
鳥見歴の浅い私にはさっぱり分かりません!
まぁこの件は保留。
さて次に観察したのはこちら!!!
はい、カラスです。
たまにはいいもんです( ´艸`)
カラスってよく見ると黒じゃなく金属的な濃い青色をしています。
今度カラスを本気で撮影してみよう。
浜辺での観察が終わったところで鳥合わせをすることに。
※鳥合わせとは観察会や探鳥会で、その日確認できた鳥を参加したメンバー同士で確認することを言います。
大潟村にある野鳥観察ステーションで鳥合わせ。
ここは環境省指定の特別鳥獣保護区にあり、様々な野鳥を観察することができます( ^-^)
メンバーが揃ったところで鳥合わせ開始。
タカ目の項目のチェックをしていた時、会の先輩が「今日誰かチュウヒ見た?」との発言。
すると他の先輩が「ほれ!あそこ飛んでら」と仰るので外を見てみると、観察ステーションの近くをヒラヒラと飛んでいました( ・∀・)
チュウヒは葦原の上を低空飛行しながら獲物を探します。
一見トビに見えますが、観察をしていると飛び方の違いがよく分かります。
このチュウヒという猛禽は全国的に個体数が少なく、NHKの「ダーウィンが来た!」で大潟村のチュウヒの特集を放送してから、多くのバーダーが大潟村を訪れ野鳥観察ステーションに立ち寄っているそうです☆
観察を続けていると獲物を見つけたようで葦原の中にストン!と降りていきました。
残念ながら狩りは失敗した様子。
再び葦原をヒラヒラと飛びますが、チュウヒの凄いところは密集した葦の中に降りて、そこから再び飛び立てる飛行能力。
羽に何か秘密でもあるのかなぁ?
撮影をしていると偶然顔を正面から撮れました。
ズームしてみると・・・
フクロウみたいな顔をしていますね(笑)
いつも下を見ながら飛んでいるので真っ正面から見たのは初めてです☆
このような感じで最後はチュウヒに夢中でしたが、今日は先輩方より色々なお話を聞くことが出来て、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました(´∀`)
さて、次の日曜日ですが現在日本の南の海上に大型の台風12号が停滞しています。
この台風は徐々に北上して週の後半に日本列島を直撃する可能性があります。
台風の進路次第では観察をお休みします。
また未定ではありますが、週末は青森の三沢基地にいる可能性もあるので、その場合も観察はお休みです( ・∀・)