2012年9月30日 25/20℃ 雨のち晴れ
今日は中秋の名月。
気温はまだ平年より高めに推移しているものの、だいぶ秋らしくなりました。
満月を見ながら餅をつくウサギでも観察しようかななどと柄にもないことを考えてましたが台風が日本列島を縦断しそうです(´Д`)
秋田市は未明から雨が降り出し時々土砂降りになっている様子。
今日は海沿いを北上しつつ渡りの途中の鳥がいないか探して回る予定でしたが、悪天候が予想されたので予定を変更して近所で鳥見をすることに。
最初に農耕地を回ってみると台風が来る前に急ピッチで稲刈りをしたようで、殆どの田んぼが稲刈りを終えていました。
ふと見上げるとマガンの群れ。
先週の月曜日に職場上空を南下していく18羽の群れを今季初確認して以来2度目の確認です。
この後に付近の沼に行ってみるとコガモもだいぶ増えており100羽以上入っていました(^-^)
カモ類も増えつつあり、もう直ぐハクチョウの第一陣も到着するでしょう☆
そして農耕地では今の時期に数多く見られるノビタキの姿も。
この写真の個体とは別に1羽だけ夏羽個体がいたのですが上手く撮影できず残念(´Д`)
ノビタキを見ていると枯れた葦の中を移動するセンニュウの名の付くウグイス科の鳥を発見!
撮影を試みましたが結局飛ばれてしまいました(>_<)
渡りの途中で普段目にすることがない鳥だけに悔しさが込み上げてきます。
センニュウ・・・センニュウ・・・と呟きながら車を走らせると電柱にハヤブサ('_')
腹が血まみれです。
一体何を喰ったんだろう(@_@;)
畦道ではノスリがガサゴソ。
黒っぽい個体です。
個人的分類のドロボー髭タイプ。
次に見つけたのは電柱の上にいたのと別個体のハヤブサ。
実はジシギを探す為に農耕地を回ったのですが、結果としては1羽も見つけることができず。
この頃は予報に反して強い日差しが照りつけ気温が急上昇。
湿度も高く蒸し暑くなってきました(-"-;)
集中力が低下しつつありましたが、センニュウが気になりポイントを移動。
ここで久しぶりのどら焼きを解禁!!!
ダイエット中につきしばらくの間我慢していたのですが、どら焼きを食べると鳥運が上昇するので久しぶりにどら焼きを投入(・∀・)モグモグ
いざ出陣!と再びポイントを観察してみるとかなりの数の個体が葦原の中にいることが分かりました♪
静かに観察しつつ撮影のチャンスを伺っていると少しずつ私のそばに・・・
虫を捕まえたところを撮影することができましたヽ(´∀`)ノ
どら焼き効果です♪
で、一体何センニュウなんだ?と思いきやコヨシキリという結末。
これは恥ずかしい(;´Д`)
今まで何を観察してきたのか。
こんなに夢中になってコヨシキリを撮影したのは野鳥観察を始めて間もない頃以来でしょうか・・・
どら焼き食ったのに(-.-;)
そんなコヨシキリを夢中になって撮影していると地面が動いた・・・
なんだ?
今何か動いたぞ(@_@;)
クイナ―――(゜∀゜)―――!!!
どら焼きパワー炸裂―――!!!
初見・初撮りのクイナです☆
クイナとは世界的希少種で沖縄に生息するヤンバルクイナの仲間。
と、偉そうに説明していますが野鳥に興味を持つまでヤンバルクイナが鳥だということを知らなかった私。
ヤンバルクイナほど珍しい鳥ではないものの、警戒心が強くあまり目の付く場所に出てこないようで観察するのは難しい鳥のようです。
一体いつからいたんだろう?と思いつつ葦原の中を移動するクイナを再び撮影。
葉っぱや葦が邪魔でうまく撮影できん(@_@;)
しばらく様子を見ていると一瞬でしたが幼鳥が2羽顔を出しましたがこちらは撮影失敗・・・
再びチャンスを待っていると私の横をイタチが走りクイナのいる方へ( ̄○ ̄;)
その瞬間何処からか成鳥がもう1羽飛んできて葦原の中からガサガサと音が聞こえてきます。
イタチに襲われていないか心配していると表現のし難い声を出しながら成鳥が1羽飛び出しました!
少し離れた場所に飛んだので写真を拡大。
取り敢えず1羽は無事のようですが残りの3羽が心配なところ。
この後クイナを確認することは出来ませんでしたが無事を祈るばかりです(´Д`)
今日の観察はここまで。
台風が北上中!!!
厳重な警戒をm(_ _)m