2013年1月20日 3/1℃ 曇り時々雪
連日の真冬日から解放され、比較的穏やかな予報が出た今日は今季二回目となる県南地域での観察です。
結果的には予報は大きく外れ、風は強く時々吹雪いてくる天気。
厳しい環境で暮らす鳥たちの様子を観察する為、最初のポイントに着いてみると思った以上に鳥が少ない(´Д`)
ここでは鳥友が先週ビロードキンクロを観察したとのことで、少し期待を持って行ったのですが世の中そんなに甘くない。
ビロキンを必死に探す私の目の前をウミアイサ♀がプカプカ。
ボサボサの頭に鵜のような嘴が特徴のこの鳥はカモの仲間。
興味が無ければ嘴の形状なんて気にもならないと思いますが、気にして観察した私は初めてこの鳥を見た時、嘴の形状からカモだと思えず「物凄い鳥を見てしまった!」と騒いだ記憶があります( ̄∀ ̄)
こちらはウミアイサ♂
カモの類は♂の方がカラフルで、見た目にも鮮やかなものが多くいます。
結局ビロキンは見つからず、次のポイントへ移動。
こちらで期待できる鳥はクロガモでしたが、着いて辺りを見回してみると沖の方で波間をプカプカしているのを確認。
これは観察というレベルではなく「本当に証拠写真しか撮れないなぁ」と諦め移動しようとすると、1羽だけこちらに向かって泳いで来ているのが見えました('_')
チャンス!とばかりに距離が縮まるのを待っていると丁度良く日差しが☆
順光で見ることが出来、ご満悦な私。
クロガモも嘴に特徴があるカモなので、ちょっと拡大して見てみましょう。
コブ状になっているのが分かります。
今日観察することのできなかったビロキンも嘴に特徴があり、同じカモでも種によって形状は様々です。
しばらく観察しているとクロガモが再び沖の方へ行ってしまったのでポイントを移動。
こちらに来たからにはクロサギに会おう!と意気込んでポイントに行ってみましたが残念ながらお留守(ToT)
再び移動してあちこち見て回るとカラ類の混群が目に入りました。
様子を伺っているとアオゲラが飛来。
特別気にも止めなかったのですがこのアオゲラ、よく見てみると様子が少し変なことに気が付きました(@_@;)
小さく開けた木の穴に嘴を差し込んでじっとしています。
木を突っつくところや何かを食べる様子はよく目にしますが、このような行動は初めて見ましたがまるで樹液を吸っているようでした。
この後は吹雪のなかでキクイタダキに遊ばれ今日の観察は終了と帰宅する途中、雪に埋もれた畑から辛うじて露出している豆にシメが群がっていました。
早いものでもうすぐ節分ですね(´ω`)