2014年4月27日 21/9℃ 晴れのち曇り
本日も20℃超えの好天予報(´ω`)
そんな今日の観察は以前下見をしていた、渡りの鳥たちが立ち寄りそうな秘密のポイントへ繰り出してみることにしました。
勘は当たるのかハズレるのか行ってのお楽しみ(笑)
途中あちこち寄り道しながら現地に到着し、先ずは小鳥のチェック。
しかしながらお目当てとなる小鳥は見つからず、海岸へ車を移動しシギチがいないかと浜辺の方へ目をやると波消しブロックの上に鳥影が・・・
あれはもしや(@_@)
初見のキョウジョシギ☆
いやぁツイてる(´∀`)
なかなか会えずにいたシギですが、ようやく会うことができました。
しばらく観察してみたものの、特別動きはありません。
ここでふと思い付いたのが、波消しブロックの先端まで回り込んで行ったら近くで見れるのでは?と・・・
もう体は勝手に動いていました(笑)
こっそりこっそり距離を縮めかなり近くの位置で観察することに成功!
このキョウジョシギ、警戒心が極端に薄いのか私を全然気にする様子がありません(@_@)
それならばと堂々とキョウジョシギの目の前に躍り出て、遠慮なく観察させてもらいました♪
構図もへったくれもない図鑑写真(笑)
この先これ以上の写真は撮れない気がする(^^;)
早くも満腹になってしまった私ですが、流石に帰るには時間が早過ぎます。
キョウジョシギの観察を終え、海岸線を北上すると一羽のシロチドリが私の車の方へ寄ってきました。
しかし動きが変だ・・・
はて???
すると突然シロチドリは伏せるような格好をしました(@_@)
擬傷です!
これは親鳥が外敵から巣や雛を守る為にこのような格好をして、外敵の気を逸らせる為にする行動。
なんて健気なんだろうと思って見てましたが、シロチドリからしたら巣を守る為に気が気でないはず。
いつまでもここに留まっていると可哀想なので早々に場所を移動。
移動しながら海の方を見てみると遠くに鳥がいるように見えました。
画像の真ん中に写っている個体ですが、確認の為に画像を確認すると・・・
アビ!?オオハム!?シロエリオオハム!?
不勉強な為この時点で何なのか識別できなかったものの、未だ見たことのないアビの類いであることは間違いありません!
普段沖合いで暮らすアビの類いですが、冬季の荒天時は内湾に入ることがあると聞き暴風雪の天気の中、何度港巡りをしたことか(´Д`)
ちょっと距離は離れているものの初確認で興奮気味の私。
少しでもマシな証拠写真を撮ろうと再びカメラを構えると・・・
は!???マジで!???
こんなに警戒心が強いもんなの!?
喜びも束の間、あっと言う間に遥か沖の方へ飛んで行ってしまいました(ToT)
茫然とする私ですが、ずっと沖の方へ目をやるとあちこちに鳥影を確認。
なんとこの鳥影の正体、全部アビの類いでした。
このように画像を拡大すると、完全に夏羽に移行した個体も確認。
少しでも近くで見れる個体がいないかなぁと、図鑑でアビの類いの勉強をしながら海をチラチラ見ていると、割りと近くの位置に3羽発見!
こちら、両サイドがアビで真ん中の個体はオオハムです。
今までの苦労は何だったんだと思うくらいあちこちに点在するアビたち。
確認できただけでアビ13羽にオオハム2羽。
少しでも近くで見たい!
この一心で浜辺に移動し、流れ着いた大きな流木に股がりいざ出港!!!
嘘です。
出港はしません。
ただ浜辺を歩き疲れ流木に座っただけ。
調度いい具合に根っこが三脚がわりになったので、しばらくこの体勢で遠くにいるアビとオオハムを見ていると・・・
何処からかアビが一直線に私の方へ向かってきました( ̄□ ̄;)!!
どんどん近付いてくる!!!?
遂に波打ち際まで!!!
私を覗き込むようにして右に左に泳いで・・・
ア「なんだ、ただの物好きか」
至福の時間はあっと言う間に終了。
沖へ戻っていくアビを見送ったところで今日の観察はここまで(´ω`)
疲れたけど満腹の一日でした♪