2015年10月18日 21/8℃ 晴れ時々曇り
晴れ予報の休日(´ω`)
最低気温は一桁の日が多くなり一段と寒さが増してきているようです。
寒さに加えローカルニュースでは「冬の使者」としてハクチョウ飛来の報道もあり、季節は秋から冬に向かっていることを感じさせられました。
さて今日は海沿いを回って珍鳥探し!
渡りの時期ということもあり、今は色んな鳥が移動をしています。
この時期はあちこちから珍鳥情報が聞こえてくるのですが、未だそのような話が届かず他力本願な私としては非常に辛いところ。
ならば自分で探すかと重い腰をあげ自宅を出発したものの、珍鳥スポットと言われるような場所を転々として見つけたのはガリガリに痩せ細ったオオタカ若とゴイサギのみ。
珍鳥をみつけることのできないまま本日メインとして観察を行う場所へ到着。
とってもいい眺め(・∀・)
しかし予想していたよりも風が強くちょっと条件的には厳しい感じ。
この場所で定点観察をするのは初めてなので、ゆっくりと腰を据えて待っていると岩場に生えた松の木に数羽の小鳥が飛来しました。
こちらはヒガラ。
特別珍しい鳥でもなく図鑑上では留鳥とされていますが、この場所には沢山のカラ類が立ち寄り移動している様子が観察できました。
次に立ち寄ったのはノビタキ。
こちらは渡りの時期によく見られる鳥ですが、今日観察しているなかで大型のツグミの類いは1羽も確認できませんでした。
しばらく観察を続けましたが目新しい出会いもなく、腹が減ったので一旦休憩(´ω`)
ちょっと車で移動して普段よく行く珍鳥スポットへ。
ざっと見た感じホオジロとカシラダカが地面を移動しながら餌を採っているのが確認できましたが、残念ながら珍鳥と呼ばれる珍しい鳥は確認できず(´・ω・`)
しかしこの場所は例年珍鳥が観察されている場所なので辛抱強く待ってみることにしました。
~2時間後~
さっぱり珍鳥は現れず。
別の場所へ移動しようかと考えたその瞬間・・・
!!!?
なんだこの子(◎-◎;)
ここで思い出したのが支部バーダーさんの日記。
今月7日付けの日記で珍鳥スポットにムナグロが出たという内容の記事がありました。
それから10日以上経過していますが未だ滞在していたようです。
思いもよらない場所に突然現れると、本当に一瞬何なのか分からなくなるものですね(笑)
今まで草むらで休んでいてお食事タイムとなったのか、活発に動き回り餌を探し始めました。
地面に嘴をくっつけモグモグしているのが確認できますが何を食べているのかいまいち判りません。
珍鳥が現れるのを待ちながらじっくりこの子の観察をしてみようと思い、しばらく様子を見ていると一瞬赤い色をした糸ミミズのようなものを食べているのが見てとれました。
画像を拡大してみます。
何だろうこの赤いビロビロ。
生き物のようにも見えますが植物の根っこのようにも見えます。
図鑑を見てみるとミミズやゴカイのような動物食の他に草の実のような植物も食べるとあります。
あながち根っこかもしれません( ・ω・)
それにしてもムナグロと言えば群れでいるのが当たり前と思っていましたが、この子は一体どうしたものか。
ここ最近荒れた日が多かったので、その時に群れからはぐれてしまたのでしょうか?
その後もしばらくムナグロを観察しながら珍鳥の出待ちをしましたが、15時を過ぎ太陽も傾き加減になってきたので今日の観察はここまで。
日記はこれで終わりですが、現在日本の南の海上を台風24・25号がウロウロしていて、この台風が次の週末に影響を出すんじゃないかと週末バーダーは今からやきもきしています(´・д・`)