2015年11月15日 18/14℃ 雨
例年よりも気温の高い状態が続き、週末はお約束の悪天候。
悪い周期にどっぷりはまってしまったようです。
昨日から降り続く雨は今朝の段階でも止むことはなく、野鳥を観察するにはかなり厳しい感じ。
それでも外に出ると何かしら出会いがあるかもしれないので、今日は偵察がてら久し振りに巨大農耕地を回ってみることにしました。
しかしながら周りの様子が全く伺えなくなる程の激しい雨になったりと、偵察すらまともに出来ない状態。
ガン・カモの渡来状況も例年より少なく感じましたし、今年はどうしてしまったのでしょうか?
結果的には何も成果をあげることができず。
そんな訳で雨が小康状態になったところを見計らって、今年の夏もこの地で暮らしたヒシクイに相手をしてもらいました。
顔を合わせた瞬間、物欲しそうに私の近くに寄ってきましたが何もくれない人間と判断すると直ぐに距離を取られました。
現金なヤツめ。
餌を採る様子などを観察したところで場所を移動。
海岸に行ってみると15羽ほどのシギチの群れを確認しました。
こちらにいたのはハマシギとシロチドリ。
ハマシギは夏羽が少しだけ残っていて、だんだんと冬羽に覆われてきているといった感じ。
シロチドリの中には1羽だけ片脚を失った子がいましたが、ピョンピョンと跳ねるように少し遅れをとりながらも群れから離れないように移動する様子が見られました。
じっくりと観察したかったのですが、こちらの海岸ではイヌを自家用車と並走させながら散歩させる飼い主がいてシロチドリたちが落ち着かない様子。
悪天候のなか車が結構なスピードを出してイヌが並走していましたが、これ大丈夫なんですかね?
この飼い主、星屋のお友達と一緒に観察した時にも同じような方法で散歩していたので、もしかしたら毎日いるのかも。
イヌの散歩が終わったようで、ようやくこれからといったところでシギチが一斉に飛んでしまいました。
ハヤブサでも飛んで来たのかと辺りを見回すと・・・
おい、おっさん!今夜はご馳走だな!!!
おしまい。