2015年11月28~29日 8/4℃ 曇り時々晴れ
この週末は兼ねてから計画していた県外から鳥仲間をお迎えしての鳥見&観光ガイドをしました。
仲間内では週始めから週末の天気予報に一喜一憂していましたが、前日の金曜日は暴風雨で大荒れのお天気。
観察初日も悪天候を引きずる予報が出ていましたが、蓋を開けてみると依然として風は強く吹いているものの雲の流れが早く時々青空が見えます。
観察地に着いてみんな集合したところで早速観察開始。
この時期秋田に県外のバードウオッチャーを呼ぶのはやっぱりハクガン。
今回は初めてハクガンを見る方、群れを見るのが初めての方、今季初確認の方がいたりと様々。
そしてハクガンのいる田んぼにはいつもの方。
ハクガン探すより支部バーダーさんの車を探した方が早いような気がします。
支部バーダーさんが観察し易い場所を譲ってくださったお陰で、みんな良い位置から観察できました。
初めてハクガンを観察できた方の第一印象は・・・
そんな言葉が聞かれましたが、まぁアヒルですよね。
個人的にはおまるですが。
先週は降りてくるシーンの写真でしたが、今回は飛び立ちのシーンを。
空飛ぶおまるの観察を堪能したところで次は大型猛禽の観察へ。
大型猛禽が数多く渡来する北海道には「ワシの成る木」というのがあり、沢山のワシが羽を休める木が存在します。
渡来数でいうと秋田は北海道に比べるとグッと少ないものの、私がこの時期観察に訪れる場所にも「ワシの成る木」が存在します。
とは言っても最高でも3羽しか止まりませんが。
それでも毎年「行けばいる!」というのは観察する者にとって幸せなこと。
今回もワシの成る木に行ってみると遠巻きに見えたのはオジロワシが1羽とオオワシが1羽。
着いて早々オジロワシは飛び出してしまい、観察というより一瞬の撮影のみ。
オオワシは相変わらずこちらの存在は気にする様子もないのでゆっくりと観察。
こんな言葉が出てニコニコ笑顔。
私としてはガイドしていて嬉しくなる瞬間です。
オオワシは我関せずでチラッとこっちを見ることもなく日光浴をしながら遠くの様子を見ているようでした。
色々な角度から撮影したり、双眼鏡を使ってじっくりと観察を続けるとオオワシは伸びの格好。
観察中には2回伸びの格好を見せてくれました。
オオワシを観察した後はあちこち移動しながら探鳥する形で、ようやく見つけたのはタゲリ50羽ほどの群れ。
そして観光がてら海沿いを回ってみたものの、まだカモもカモメもまだまだ少ない状態。
しかし今日はハタハタ漁の初水揚げがあったようで、漁船を追うカモメの姿が見られたのでこれから日増しに数が増えてくることでしょう。
あっという間の二日間でしたが、天気予報が良い方にはずれてくれたお陰で外での観察がじっくりできたのが幸いでした。
他にも色々な鳥を見たので全部紹介したいところですが、私はお土産に頂いたおやつを食べるという大事な任務が待っているので今回のガイド日記はこれにておしまいですm(_ _)m