2015年5月10日 15/11℃ 曇り
今日は母の日(・∀・)
さて一週間に一度のお楽しみ、今日の観察はどうしましょう。
まずはこの自問自答から。
あちこちから渡りのシーズン真っ只中のシギ・チドリの話題が聞こえてきますので「私もシギチの観察!」を。
ただ、シギチと一言で云っても幅は広く奥深い。
見た目に嘴の長いのもいれば脚の長~いのもいたり、とっても小さい子もいたりと姿形は様々。
鳥屋としては今渡りの途中で観察できるシギチに目がいきますが、私たちにとって一番身近に感じるのはカモメでしょう。
分類上同じ仲間のチドリ目です。
場所を問わずと云っていいくらい色んな場所で見掛けますが、繁殖に関してあまり想像つかないのが一般的な考えではないでしょうか。
ジャムおじさんがアンパンマンの頭を量産しているように、次々と作られてる訳でもなく、かと言って小鳥のように樹木に枝を集めて巣を造るというのもイメージと違います。
そんなカモメですが、呼ばれ方こそ違えど姿形の似たウミネコが我が家の近くで繁殖をしています。
そんな訳で今日はウミネコ観察!
繁殖場所に着いて先ずは辺りの様子を確認。
この場所で繁殖しているのは前から知っていましたが、実際に観察するのは初めて(´ω`)
ウミネコが沢山いますが、卵を温めている状態なのか孵化して雛がいるのか確認には至らず。
巣らしき巣も確認できませんが、同じ仲間のコチドリが地べたに卵を産んで繁殖することを考えると、地面で休んでいるように見えるウミネコは卵を温めているのかもしれません。
しばらく様子を見ているとウミネコが2羽向かい合って変な動きを見せました。
胸を合わせるようにして、そして嘴でなぞるような行動を何度も繰り返します。
求愛行動かな?
一体なんだろうと見ていると・・・
交尾を始めました(・∀・)
やっぱりさっきのは求愛行動だったのかも。
仲の良い2羽もいれば、こちらは険悪なムード。
あからさまに喧嘩をしています。
何が気に食わないのか(◎-◎;)
この喧嘩はしばらく続き、ちょっと目を離した瞬間片方のウミネコが何やらもぞもぞ。
画像を拡大!
卵だ(・∀・)!!
やはり地べたに伏せているウミネコのほとんどのは、休んでいる訳ではなく卵を温めていることが分かりました♪
温め始めて何日目なのかは分からないものの、もう少しするとこの場所はベビーラッシュになることでしょう。
どの子も無事に育ちますように。
今日の観察日記はここまで(´ω`)