2015年7月11日 25/17℃ 晴れ
今回は新しい出会いがあったので不定期更新です。
身近な鳥の観察をしようと歩きながら鳥を見ていると、伐採された木材に何か黒い物体がくっついてるのに気が付きました。
なんだあれ???
カブトムシでもなさそうだし・・・
なんと!!!?
コウモリじゃないか(・∀・)!!
日没時間が迫ってくる時間帯に住宅街でもよく目にするイエコウモリです。
家屋の隙間なんかに入り込んで、日中は寝ているようですが暗くなってくると活動を始めパタパタと飛びながら蚊などの小さな虫を捕まえる身近なコウモリ。
ここは沢山の丸太が積まれており、住み良い環境なのでしょうか?
よくよく辺りを見て回ると複数の個体を確認。
生態に関して詳しいことが分からなかったので色々と調べてみるとイエコウモリというのは俗称であり、正しくはアブラコウモリという名前らしいです(´ω`)フムフム。
このアブラコウモリ、捕食する虫がツバメに似ることから益鳥ならぬ益獣として扱われているとのこと。
観察をしているとオシッコする姿を目にしました。
このあたりはやはり哺乳類といった感じ。
今回このような形でホームページにコウモリの類いを掲載するのは初めてですが、実はコウモリを観察するのは初めてではありません。
話は私が小学2年生の時に遡ります(。・ω・。)
夏休みも終盤に入り間もなく2学期が始まろうとする頃、宿題もせず遊び呆けるEndo少年。
虫カゴと網を持って何か見つけては捕まえる、そんな元気な少年が何やら黒い物体見つけました(◎-◎;)
当然の如く捕獲。
それは紛れもなくコウモリでした。
ただそのコウモリは今考えるとアブラコウモリより数倍大きいサイズであったことを記憶しています。
少年は「このコウモリを学校に持って行こう!!!」そう考えました。
当時は学級単位で書籍を学級文庫として寄付したり、ザリガニ等の生き物を寄付したりと、それをすることで同級生にちやほやされたものでした。
「コウモリなんて持って行く人なんて誰もいないからみんな喜ぶぞ!」
夏休みが明け、意気揚々とコウモリの入ったカゴを片手に登校する少年。
ヒーローになるはずだった少年に待っていたのは「気持ちわるい!」の大合唱(ノД`)
特に女子からは酷い罵声を浴びせられ、皆に喜んでもらうはずのコウモリは教室の隅っこへ。
そして数日後・・・。
事件は起こりました。
コウモリが逃げ出したのです。
逃げ出した先は事もあろうに女子トイレ(TдT)
他のクラスの女子も少年のもとへやって来て「Endoのせいだ!早く捕まえろ!」と云うのです。
渋々女子トイレへ行ってコウモリを捕まえカゴに戻しましたが、男子からは変態扱いされるしそれはそれは大変な目に遭いました(´・ω・`)
コウモリを見るとそんな悲しき少年時代を思い出します。
さて話を戻してコウモリに関してですが、野鳥と同じように保護等の正当な理由がない限り捕獲して飼育することは鳥獣保護法に違反します。
保護する場合であっても期間により対応は変わりますが、自治体に連絡をして許可を貰う必要があります。
少年時代の私と同じことをすると法律違反となり罰せられますのでご注意をm(_ _)m
私の苦い思い出とコウモリのお話はこれにておしまい。