2015年8月22日 25/21℃ 雨時々曇り
今日は朝から雨模様(´ω`)
所用を済ませてからの観察ということで、遠出はせずに秋田市周辺を回ることにしました。
今日も前回に引き継ぎシギチの渡来状況をチェックする為、先ず向かったのは3年前に行って以来足を運ぶことのなかった海岸。
今年はまだ本格的な渡来を確認できていない状況にありますが、前回の観察から約一週間経過して変化は見られるか?
目的地に付くと波打ち際で餌を採るシギチの群れを直ぐに確認できました♪
パッと見た感じミユビシギが数多く見られます。
この位置で見渡し他に確認できたのはトウネン、メダイチドリ、ハマシギ、オバシギ。
餌を採る様子を見ていると雨が強まってきたので車に退避。
仕方ないので車でそろりそろりと移動しながら浜辺を見てみると・・・
ゴミに紛れてるシギチを発見(・∀・)
こちらもミユビシギが大多数。
浜辺に散乱するゴミをよく見るとハングル文字で表記された物が多く、朝鮮から流れ着いた物が沢山あります。
そんなゴミに紛れてシギチが羽を休めていましたが、動きがなければ見落とすところでした。
ミユビシギが休んでいるそばではメダイチドリも多数見られました。
また海の方を見ると移動中のシギチの群れが幾つも見ることができ、ようやく渡りも本格的になってきたようです。
こんな様子を見ながら少しづつ浜辺を移動していくとやや大きめのシギチを3羽確認。
三者三様でオバシギ、キアシシギ、ダイゼンの3羽。
こちらはダイゼン。
これに似たようなのでムナグロという鳥がいますが、そちらは主に農耕地で見られます。
ダイゼンは貝を食べるのでその姿を観察しようと思いしばらく見ていましたが、残念なことに上手いこといいシーンを撮ることができず(´・ω・`)
そして何気なく辺りを見渡してみるとブロックの上にもシギチがいるのに気が付きました。
こちらもミユビシギが多く見受けられましたが、イソシギの姿も確認できました。
他にシギチはいないかと浜辺を見ながらゆっくりと移動していくと前方にウミネコが1羽。
なんでここを歩いてる?
よく見ると羽が片方下がっていました。
怪我をしたんだなと思い近くに寄ってみると、なんと釣り糸が羽と脚に絡まって思うように動けない状態。
これはひどい(ToT)
観察を中止し、車に常備してあるビニール手袋を装着して素早く捕獲。
絡まった釣り糸を取り除こうとしますが、ウミネコは襲われてると思い暴れます。
暴れるウミネコに手こずって結構な時間を要したことと変な緊張で私は汗だく(´Д`;)
釣り糸を取り除き放してやるとテクテクと歩き離れていきました。
取り合えず羽を開くことができるようになり、歩くことには支障はなくなりましたが羽はまだ少し下がった状態。
マナーの悪い釣り人がいるとこのように何の罪もない生き物が犠牲になります。
やるせない気持ちになりますが同じ人間が引き起こした結果。
こういった子を目にすると「ごめんな」と謝ることしかできません。
最後は不本意な形の観察となりましたが、今日はこの海岸で200羽以上のシギチが観察できたことと、移動中の群れも沢山確認できました。
これからもっと数が増えてくると思うので新しい出会いに期待して今日の観察はここまで(´ω`)
久しぶりに今日のおまけ。
突然ですが「風見鶏」と聞くとどんなものを想像しますか?
漢字から見てもこのようなニワトリを想像するのが一般的だと思います。
しかし秋田市某所の建物には、こんな風見鶏があります。
それがこちら!
ニワトリじゃなくてワシなんです(笑)
我が家にも欲しい(・∀・)!!