2016年7月23日 30/18℃ 晴れ
久しぶりに晴れとなった週末。
最高の観察日和・・・が、しかし休日出勤。
仕事日和です本当に。
仕事なんてやってられるか!と悶々としながらも仕事を進め、クタクタに疲れていましたが課業終了後、我慢できずアジサシの観察へ。
19・20日とハジロクロハラアジサシを観察した場所は午後になって順光になります。
時間的にも夕焼けに染まった写真を撮れることを期待して現地に向いましたが、日中はカンカン照りのお天気だったのに西の方角だけ曇が出始めました。
なんてタイミングの悪い雲なんだろう。
18時頃現地に到着すると支部の先輩が観察を終えて帰られるところで「今日はハジロクロハラアジサシとクロハラアジサシが一緒に居るよ」とのこと。
そしてこの夏アカショウビンの記事を毎日ブログで更新している御仁がアジサシたちを観察中で「今は雲が出てきたけどね、17時頃は最高だったよ!」との報告。
ぐぬぬ(◎-◎;)
取り合えずこちらが21日から姿を見せているというクロハラアジサシ。
和名通りお腹に黒みがある成鳥夏羽の個体。
そして未だ滞在中のハジロクロハラアジサシ。
目に光りが当たったところをとテレコンを付け倍率を上げて撮影したのですが、雲の影響か思っていたような写真を撮ることが出来ませんでした。
さてこのアジサシたちは総称してヌマアジサシと呼ばれていますが、図鑑などで調べてみると魚の他に昆虫も食べるそうです。
今日は飛翔している姿を中心に撮影をしましたが、肉眼では気付くことができなかった部分を捉えることができました。
飛翔中の写真を後から確認すると、多くのカットに昆虫が写っていてそれを狙うかのようにハジロクロハラアジサシが飛んでいます。
このように目線の先にコガネムシのような昆虫が飛んでいます。
こちらのカットにも。
この後で少しホバリングのような動きをしたので連写していたのですが、画像を拡大すると昆虫を捕食していることが分かりました。
前回観察している時もそうでしたが水中にダイビングすることがほとんど無く、フワフワ飛び回っているだけで餌をなかなか捕れないでいるのかと思ったら実際はしっかりと餌を捕っていたようです。
そして観察の終わりの頃には昆虫を追ってだったのか私の直ぐそばを飛ぶことが多く、近距離から撮影することで換羽の途中であることも分かりました。
観察を始めて約30分が経過した頃、ハジロクロハラアジサシとクロハラアジサシは上空高くまで上昇し、辺りを周回するようにグルグルと飛翔した後この場を離れ塒に戻ったようです。
塒入りの時間は19日の夕方に観察した時とほぼ同時刻でした。
そしてアオサギたちも同じように塒入りのようです。
アオサギが鳴くから私も帰ろう。
おしまい。