2018年11月25日 12/0℃ 晴れのち曇り
業務多忙につき後れ馳せながらの更新。
25日、日曜日は今季未だ確認できずにいる鳥を探すため大潟村周
ぶらりぶらりと車で移動していると道路を横断するリスの姿。
空き家の敷地内へ入って行ったところまでは確認できたのですが、
そろりそろりと近付いてみると枝が密集したところで柿を大事そう
リスが柿を食べるシーンを見たのは初めて。
空き家と云えど奥まで進入する訳にはいかず、その場で暫く待機し
動きが速すぎてカメラワークがついていきません。
完全に姿を見失ってしまったので再び鳥探し。
しかしお目当ての鳥は一向に見つからず、その合間に観察したのは
遠巻きにハクガンが飛んでいるのを目にしたので証拠写真程度にシ
画像に写る群れと同規模の群れが後を追うように飛んでいたので、
同時に目に入ったのが数千羽のカモ類が移動していく姿。
おそらく八郎潟調整池で羽を休めていたオナガガモやホオジロガモ
結局これといった成果もなく時刻は正午を回りました。
午後も捜索を続けようかと思ったところ地元バーダー氏よりメール
内容を確認すると場所こそ違えど私と同じ鳥を探していたようでし
“タゲリがいるので帰りにどうぞ”
とのこと。
この時、西からは黒い雲が近付きつつありましたが直ぐに移動する
考える間もなく移動開始。
曇天になる前に現地に到着できホッと一安心で車を減速したところ
然程気にせず通り過ぎようとしたところ、枯れ葉だと思った物体は
「危ない、轢かれる!」
寸でのところでネズミはセンターライン上で横断を止めました。
慌ててハザードランプを点灯させ車を急停車。
即座に車を降り立ち往生するネズミを保護。
ネズミを握ったまま安全な場所まで車で移動しました。
折角の機会ですから放す前に撮影を。
小さくて真ん丸で可愛いの一言。
手を開くと直ぐに逃げてしまうのかと思いきや人懐こいという言葉
摘まむようにして地面に放したところ辺りの草を食べ始めました。
両手で草を持って食べる姿に萌えるオジサン。
スマホと一眼でその様子を動画撮影しましたが、スマホの方はTw
急に現実に引き戻すようですがこの類いの生き物は猛禽に狙
天敵とも言えるチョウゲンボウ
見晴らしの利く場所に止り正に虎視眈々と狙っている様子。
同じ猛禽類のハヤブサやオオタカは主に鳥類を襲いますが、農耕地
そんな様子を度々目にしますが、なかなか近くで見ることのできな
ものの数分で到着したバーダー氏。
『よーし、よしよし』
ムツゴロウさんを彷彿とさせるような行動を見せるバーダー氏。
可愛い動物に対し人間の取る行動は皆一緒のようです。
優しく手に包み細部を観察したところヤチネズミだろうとのことで
「おじちゃ~ん、抱っこ!」
何度地面に放してもこんな様子で駆け寄ってきます。
寒風の吹くなか両手に包まれたことが温かく心地よかったのかもし
ものの数分で感情移入してしまったのか『飼うのは難しいべなぁ』
暫くすると再び辺りの草を食べ始めたヤチネズミ。
その後も暫くの間ヤチネズミの観察・撮影を続けます。
時々聞かせてくれる「キュッ キュッ」という鳴き声がまた可愛い。
鳴き声はこちらの動画で聞くことができます。
観察に夢中になっていると太陽は雲に隠れ曇天の空模様になってしま
付近では目敏いカラスが私たちの様子を見ていたようで、このまま
ヤチネズミと戯れることで私の気持ちは満たされこの日の観察はこ
肝心のタゲリはどうなったという話になってしまうので、ヤチネズ