2018年3月11日 7/0℃ 曇り時々晴れ
今日は諸般の事情により本日の観察分が更新できません。
そのため今回の日記は少し日付けを遡って先週火曜日のお話になり
この日は二十四節気の啓蟄、
仕事を終え帰宅途中に目に入るハクチョウの姿。
自宅近くの田んぼはハクチョウの中継地になっており、
南下してくるのは市街地でも紅葉が始まる頃で、
そのような群れが今時期になると越冬地を離れて北上を始めますが
今年は大雪の影響により北帰行の時期が遅くなっているようです。
火曜日も同じように自宅近くの田んぼで採餌しているハクチョウた
間もなく自宅に到着という時、
「今の・・・ハクガンだったよな?」
自分に問い掛けるようにして車を停車。
しかし距離が離れていたこともあり確証を得ることができず一度U
「やっぱりハクガンだ」
慌てて自宅に戻りカメラを持って田んぼへ急行。
車道からはこのように見えますが、
白い物体が四つ見えるうち左側がハクチョウ2羽で一番右が土嚢袋
右から二番目がハクガンです。
取り合えずゆっくり観察しようかと思いましたが、
ここは撮影に徹することにしました。
先ずは記録というより記念の意味を込めて自宅近くであることが判
近所の河口近くで秋田市上空を通過していくハクガンの群れを見た
いつも大潟村で観察しているハクガンを自宅の前で見れる喜びは大
辺りを見渡してもハクガンはこの1羽。
ハクチョウの家族と行動しているようでハクチョウの傍を離れませ
日本に渡来するハクガンは北海道を経由し大多数が秋田県または新
その他に今季は秋田県の由利本荘市でも群れとは別に行動する個体
この個体は何処で越冬していたのか。
この時期近所で見られるハクチョウの群れと行動を共にしているあ
北上してくる途中でハクチョウの群れに合流したことも考えられま
いずれにしても私の陳腐な臆測に過ぎず色々考えてみるものの答え
撮影していて感じたのはやはりハクガン自体は警戒心が薄いという
警戒心の強いマガンやヒシクイに混ざると釣られるようにして直ぐ
勿論個体差もあると思いますが、
記念にと思い動画でも少しだけ撮影。
腰を屈め撮影をしていると「俺のこと見えてるよな?」
しかし行動を共にしているハクチョウが飛ばないためハクガンに飛
撮影に徹すると言いつつもハクガンの警戒心の度合いが解りこれは
撮影を開始して20分もすると辺りはかなり暗くなり、
短い時間でしたが予期せぬ出会いに感謝。
ハクガンと対峙してる時は手が悴むような寒さでしたが、
このような出会いに喜びが堪えない裏側でどうしても思い出してし
今日で東日本大震災の発生から7年が経過。
あの日は名残り雪が舞う寒い一日でした。
想定を遥かに超える災害に体が震えリアルタイムに入ってくる情報
観察日記は楽しくありたいと思うのですが、
こちらの曲は東日本大震災発生以降テレビやラジオで聴く機会が多く、個人的に昔から好きだった曲ということもあり、私にとってこの曲は震災と非常に結び付きの強い曲です。
"Bridge over Troubled Water"
~ song by Simon & Garfunkel ~
When you're weary, feeling small
When tears are in your eyes,
I will dry them all
I'm on your side
When times get rough
And friends just can't be found
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
When you're down and out
When you're on the street
When evening falls so hard
I will comfort you
I'll take your part
When darkness comes
And pain is all around
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Sail on silver girl
Sail on by
Your time has come to shine
All your dreams are on their way
See how they shine
If you need a friend
I'm sailing right behind
Like a bridge over troubled water
I will ease your mind
Like a bridge over troubled water
I will ease your mind
邦題は“明日に架ける橋”として有名な曲ですが、
厳しかった冬も終わり間もなく春を迎えようとしています。
北へ帰る鳥たちの旅の安全を願って今日の観察日記はおしまいです