2019年10月6日 22/14℃ 晴れ
久しぶりに快晴予報の休日。
ここのところ夜になると暗闇を飛ぶ小鳥の鳴き声を耳にする機会が
そんな訳で今回は自宅周辺で渡りの途中の小鳥探し。
ムシクイの類いを探しつつ、あわよくば珍しい鳥を・・・
下心丸出しで観察場所に赴きましたが着いてみると酷く鬱蒼とした
早朝の時間帯ということもあり、かなり薄暗く感じられました。
こちらの観察場所には春の渡りのシーズンに時々足を運んでいます
四の五の言っても始まらないので取り合えずムシクイ探してみまし
見つけても高いところを動いているので観察が難しい状態でした。
直ぐに枝葉の陰になってしまいます。
この個体は全く鳴き声を発することがなく、メボソムシクイなのか
一番近くに来てくれた画像を見てみるとメボソムシクイのような気
この手の類いはやはり鳴き声が頼り。
何か捕まえたようなので拡大してみると名前通り虫を捕食していま
もっと観察しやすい個体はいないかと丹念に探鳥を続けていると・
お!?
おおお!!!
枝葉の混み入った場所に止まるアオバズクを発見。
しかし爆睡中で顔を見ることはできず。
ちょっとでも起きてこちらを向いてくれたらと思い見上げていると
念じれば通じる。
寝起きなので羽を膨らませたままでまん丸で可愛い。
鳥は体温を外に逃がさないようにするため、羽を膨らませて空気の
そんな時には片足を丸めて羽毛の中に入れたり、頭を後ろに向けて
但し羽を膨らませるという行動は体調を崩している時にも見られる
暫くすると羽毛の膨らみが収まり通常の見た目になりました。
こちらの個体、おそらく今年生まれた若い個体だと思います。
私の手持ちの図鑑には幼鳥及び若い個体の特徴の記載がないので私
一方で成鳥は図鑑にも記載されている通り全体的に茶褐色に見え体
※♀の成鳥は♂に比べると体下面の縦斑は少し細めのようです。
これを踏まえて以前撮影した成鳥の画像と比較。
【 成鳥 】
【 幼鳥 】
成鳥と幼鳥については私の目にも違って見えますが、亜種リュウキュ
あれだけはどうしても分からない・・・
光線の状態によるものなのかもしれませんが、南国特有とも思える色の濃さが違うなという程度の印象。
下の画像は以前、石垣島で撮影したリュウキュウアオバズクです。
アオバズクの観察をしていると野鳥の会の方々がお見えになられたので幸せのお
ちょうどこの日は月例の探鳥会に当たっていたようで『初めて見た
グッドタイミングで皆さんも観察することができ、私としてはちょ
間もなくアオバズクは背を向け飛びそうな気配を見せました。
背を向けて数十秒経ったところで鬱蒼とした林の中へ・・・
今季、夜間探鳥でこちらの場所を調査したことがありましたが繁
鳴き声についても確認できなかったことから今回観察できた個体は
近くに親鳥や兄弟はいないかと見て回りましたが、見える範囲内で姿を確認することはできず。
今まで深く考えもしなかったことですが、アオバズクは家族群では
気がついてみると私は蚊に集られ悲惨な状態に・・・
今回は運良く渡りの途中のアオバズクに出会うことができましたが
猛烈な勢力の台風19号が北上しつつありますが、今回出会えたア
本日の観察日記はここまで。