2019年11月24日 20/11℃ 晴れ
小春日和の日曜日、季節外れの暖かさで「暑い」と思うような一日
例年この時期になると大潟村で観察を行うことが多く男鹿半島から
そしてこの日観察できたのは3羽のユキホオジロ。
4週連続の確認は異例のこと。
終日観察を行ったことで比例するように撮影枚数が増加してしまい
今回は暫定的に一枚だけ掲載するという形でユキホオジロの観察記
越冬のため日本に渡来するハクガンはロシアで繁殖する個体群。
北海道を中継したのち例年11月中旬頃に越冬地の本県へ渡来しま
先月上旬に約20羽の先発隊が県内で確認され、例年より1ヶ月も
個体数が年々増加傾向にあり、それに伴って行動に変化が見られる
先発隊が到着して暫くすると後続の群れが渡来しましたが、ちょう
遂に4桁の大台に乗ったハクガンですが、北海道でカウントされた
こちらは私による実測値ではないので、あくまでも参考程度に捉え
僅か9年のうちに随分と個体数が増えました。
2016年までは順調に増加傾向にありましたが、2017年は幼
繁殖地で何かアクシデントがあったのではと心配したことを思い出
昨年は個体数の増加に伴い渡来当初から群れが分散しており正確な
それから一年が経過し今年は爆発的に個体数が増加。
幼鳥が多く見られるという話を風の便りで耳にしていましたが、先
なるほど、噂通り幼鳥が圧倒的に多い。
成鳥は全身白色(初列風切だけ黒色)に対して幼鳥は全体的に灰褐
私のことなど眼中にもないといった様子で餌を採っていましたが、
ハクガンを観察していると不意に飛ぶことがありますが、そんな時
場所を移動してしまうこともありますが、大きく旋回した後、近場
写真に関しては好きな構図があったりと其々好みは異なりますが、
鳥を撮影するうえで飛翔シーンにはどうしても背にする場面はあり
この時は幼鳥が1羽遅れる形で着陸態勢に入ったので、狙って撮影
羽ばたく姿を連写することで翼の特徴をしっかりと見ることができ
着陸シーンを撮影したところで再び群れを観察しますが、正直なと
1000羽超の群れを目の前にして迷いが出てしまいました。
撮影するにしても望遠で大きく撮ったらよいのか、群れ全体を短い
道路沿いから観察していた方はとても良いシーンが見れたことでし
ここで分かったのは、一見すると大きな群れで行動しているように
飛び立って周囲を旋回することがあっても其々が其々のグループで
今後どのように行動していくのかは現時点で分かりませんが、積雪
飛び立つ機会の多かったグループを今度は別角度から観察。
望遠レンズで撮影した群れの着陸シーン。
同じ位置からズームレンズで撮影した群れの写真はこちら。
このワンカットに約600羽のハクガンが写っています。
今年渡来した群れの中にアオハクガンが1羽混ざってるようなので
ハクガンについてはまた別の機会に観察して更に深掘りする形で日
ユキホオジロを撮影した写真の選定作業が待っているので本日の観