2019年2月10日 0/-6℃ 雪時々曇り
観測史上最強クラスの寒波襲来。
暖冬傾向と言われる今シーズン、遂に冬将軍が本気を出してきまし
吹きつける風は体に刺さるような感覚で寒いを通り越して痛いと思
連日続く寒さの影響で大潟村を囲う残存湖は完全氷結。
・・・と思いきや、小高い場所から見渡してみるとそうでもありま
ちょっと想定外。
先週の時点でかなりの面積が氷結しており、今日は氷の上を歩ける
氷結の進み具合はイマイチだったものの八郎潟調整池(残念湖)を
これらは“海鷲”と呼ばれるオジロワシとオオワシ。
※下の画像はオオワシ。
このように水辺が凍ることで田んぼや樹上で見られていた大型猛禽
今でこそ見慣れたものの、私が野鳥の観察を始めた当初はオジロワ
当時を振り返る話になりますが、野鳥の会で行っている月例探鳥会
当時撮影した画像がこちら。
まだ図鑑というものを持つ前で、オジロワシやオオワシは北海道に
調べてみると数こそ少ないものの全国各地で観察できることを知り
しかし今のようにTwitterもなければ情報を得る手段もなく
今だから笑える思い出話。
さて冒頭でもお話した通り、氷上を歩きワシの観察を行う予定でし
何気なく残念湖を覗き込むと割りと近いところにオジロワシが止ま
大潟村周辺で見られるワシは警戒心の強い個体が多く、不用意に近
少し離れた場所にはオオワシの姿も見られました。
こちらの個体、いつも観察しているオオワシとは別個体で今朝撮影
大潟村の東側を主な活動拠点としているようで、電柱の上に止まる
いつも観察している個体は村の西側で見られるので、もしかすると
こちらの個体を暫く撮影していましたが、どの程度の距離まで近付
二度とやるまいと思っていましたが、恐る恐る歩いていくと足元か
それと同時に偶然なのか警戒範囲に入ったのか分かりませんが、オ
先週はこのような形で観察を終えていたので、その続きをできれば
願いが通じたのか千載一遇のチャンス到来。
いつも観察しているオオワシが狭い水路の氷の上に佇んでいました
よく見てみるとオオワシの嘴は血に染まっています。
近くにはトビとカラスが群れておりオジロワシの幼鳥の姿もありま
獲物は一体何であるのか気になり画像を拡大してみましたが、全身
ハクチョウ以外に思い当たりません。
マガモサイズのカモを襲い持ち去る姿を見ることはありますが、ま
どのような経緯でハクチョウが犠牲となったのかは分かりませんが
オオワシの様子を観察しながら撮影をしていると何処からともなく
このツーショットを見るのは初めて。
せっかくの機会ですので少しだけ動画でも撮影してみました。
この二羽の関係性が非常に気になりますが知る術もありません。
いつも観察しているオオワシの子供であれば嬉しいのですが、今季
暫く観察を続けるとオジロワシの幼鳥が飛び立ち、オオワシが2羽
私が近付くことで若い個体の方は警戒してしまうことも否めません
やはりオジロワシに比べるとオオワシの方が警戒心は薄いようです
粘って観察することで飛び立ちのシーンも間近で見ることもでき、
成鳥の後を追うように若い個体も飛び立ち、飛んで行く方向にはい
其方に車を走らせるとペアで止まる姿が見られました。
今後このような姿が継続的に見られる様になるのかは分かりません
週に一回の観察では決定的瞬間というものに出会えるチャンスはな
今日の日記はここまで。