2019年2月24日 9/-1℃ 晴れ時々曇り
早いもので2月も終わろうとしています。
例年であれば雪景色の広がる秋田ですが、季節外れの気温のため沿
季節の進みを敏感に感じ取る鳥たちも北帰行を始め、先週の火曜日
秋田市上空を万単位のガンが通過し、渡りの中継地となる大潟村を
次々に北上してくるガンの群れでしたが、その一部が秋田市内の田
偶然その場所に居合わせたのでスマホで動画撮影を行いました。
このような光景を目にすることで季節の移ろいを感じます。
ガンが大潟村に集結することで塒立ちの楽しみな時期を迎え、ちょ
塒立ちを観察するには日の出前から行動する必要があり、余裕をも
まだ真っ暗闇のなか観察場所に移動してスタンバイ。
うっすら辺りが明るくなり始めたところで、塒となっている八郎潟
本来であれば一面真っ黒に見えるはずのガンの群れが疎らになって
一気に雪融けが進んだことで群れが広範囲に散らばっているようで
拍子抜けしてしまった感じが否めませんでしたが、5時50分を過
四方八方に散らばる群れが疎らに飛び立つので、轟音と言えるよう
一斉に飛び立つシーンを見ることは叶わなかったので、其々の餌場
東の空を見ると朝焼けのなかを飛んでいく姿が見られます。
西の空には寒風山を背景に飛んでいく姿。
暫くの間飛び行くガン群れを見ていましたが、今日見た限りでは東側を飛んでいく群れが多かったようでした。
そして日の出の瞬間。
清々しい朝を迎え・・・なんて言うと聞こえはよいかもしれません
辺りはあっという間に明るくなり、ガンの動きも落ち着きを見せ始
このような形で塒立ちの観察は終了。
この後は特に何の観察と決めることもなくスナップ写真を撮って歩
先ず始めに撮影したのが朝陽を浴びるオオワシ。
亜成鳥のオオワシで電柱によく止まっている個体です。
この日一番衝撃的だったのが、オオワシを撮影している時に聞こえ
まさかのウグイスの囀り。
幾ら何でも早すぎます。
しかし空耳ではなく居合わせた地元バーダー氏も囀りを確認し、私
これは私が野鳥観察始めて最速の記録。
かなり異例のことだと思います。
そしてオオワシの近くにはオジロワシが2羽。
此方は少し離れることで寒風山を背景に。
地元ならではの絵面だと思います。
陽が高くなってきたところでシジュウカラガンやハクガンを観察しましたが、ハクガンに関しては雪がなくなったことで随分と探しやすくなりました。
村内にはハクガンの観察に来たと思われるバードウォッチャーの姿もちらほら。
この後はカリガネ探しに勤しみましたが、見つかるのはアイリング
残念ながら発見には至らなかったもののアメリカコハクチョウのペ
その後はこれといった成果もなく日頃の疲れも相俟って瞼が重くな
季節が進み、もう少しで冬鳥の観察のシーズンも終わろうとしてい
振り返ってみると今季はハイイロチュウヒ、ケアシノスリ、オオモ
それでも毎週のように大潟村に通い、今までにない場面に遭遇する
あと少しの間、今季楽しませてくれた鳥たちを感謝の気持ちで観察
今日の最後は『 月と雁 』の写真で本日の観察日記はここまで。