2019年7月21日 33/21℃ 晴れ
晴天猛暑が予報された日曜日。
何処で何を観察しようか悩みましたが、何を観察するかよりも暑さ
今回、八幡平へ行くにあたり何気なくナビを見てみると所要時間は
「はて?」
今まで大館方面を経由するルートで八幡平へ行っていましたが、そ
ナビのルートを改めて確認してみると私の住む秋田市からは仙北市
俄に信じがたいところもあったので試しにナビ通りのルートを走っ
本当に2時間半で到着。
今まで1時間も遠回りしていたのか。
秋田県と岩手県の県境に跨がる八幡平、ここでお目当てとしたのは
どちらかをじっくり観察できればと足を運びましたが・・・
涼しいと思いきや酷く暑い。
過去に何度か八幡平で観察をしていますが、今回の暑さは本当に厳
少し歩くだけで汗が吹き出し、想定外の暑さに戸惑いを隠せません
探鳥を開始して間もなくホシガラスを発見しましたが証拠写真を撮
ホシガラスがダメならハリオアマツバメに期待をしましたが、1羽
予定では山を周回するようにブンブン飛び回っていたり、飛びなが
諦めの境地で歩いていると虫を咥えたメボソムシクイの姿。
同時に現れたのは「チリン チリン」と熊避けの鈴を鳴らしながら歩いてきた団体の登山客。
メボソムシクイが見られている目の前に立ち止まりワイワイガヤガ
当然飛び去りました。
ツイてない日はとことんツイてない。
登山道を下ったところでハリオアマツバメが2羽通過。
ようやく思い描いた観察ができるのかと再び姿を見せてくれること
淡い期待は泡のように消えて無くなりました。
結局暑い思いをしながら散歩をしただけでやむ無く下山。
涼しい場所で楽しく観察する予定は一体何処へ行ってしまったのか
空振りだけは何としてでも回避したかったこともあり、急遽イワツ
思い返してみると昨年はイワツバメの観察ができていませんでした
個人的にツバメの中でも一番好きなイワツバメですが、自宅近くで
そこで今回は私が知る限り県内で一番観察し易い営巣場所へ。
こちらで繁殖をするイワツバメ、手に届く場所に巣が並んでいます
その様子をスマホで撮影。
この場所は沢山の人が行き交う施設で、建物のあちこちにイワツバ
低い位置にある巣を見て回ると給餌の為に親鳥が巣を出入りする様
日陰とはいえ暑いせいか巣の中で口を開いてるイワツバメ。
巣の形状が一般的に見られるツバメの巣と異なり中の様子を伺い知
しかしコシアカツバメのような徳利型ではないため一瞬ですが雛が
ふと思った素朴な疑問。
イワツバメは学校や橋の下、多く人が行き交う公共の施設などに営
私は未だかつて民家に営巣しているところを見たことがありません
秋田では家屋などに営巣する一般的なツバメ、低地~高山帯で見ら
ショウドウツバメに関しては北海道で繁殖することから営巣してい
イワツバメとコシアカツバメは公共の施設などに営巣することがほ
私が知らないだけで県内の何処かには民家に営巣してるケースがあ
話を観察の様子に戻しますが、少し高い位置に営巣してる個体は雛
そのため餌の要求量が多いせいか親鳥の給餌は頻繁に行われていま
親鳥を待つ雛たちの姿が可愛い。
普通のツバメに比べずんぐりむっくりした体型が私の目にはとても
顔や体型に留まらず、ツバメの仲間で唯一見られる特徴の羽毛に覆われた足も魅力的。
過去に観察した際にも記載しましたが、イワツバメの足は先日観察
【 イワツバメ 】
【 ライチョウ 】
上の画像は過去に撮影したものになりますが、今回イワツバメを観
羽毛が疎らになっていました。
冷寒地仕様の羽毛は低地において必要がなくて抜けたのか、それと
この個体だけの特徴かと思い他の個体の足を写そうと思いましたが
暑さも相俟って集中力が持続しません。
こんな暑さの中でもせっせと餌を運ぶイワツバメには頭の下がる思
例年以上の暑さに加え多忙な日々が続いていることからこの日の観
来週には太平洋高気圧が張り出してくることで秋田も梅雨明けしそ
暑さに弱い私にとって厳しい季節が到来しようとしています・・・
本日の観察日記はここまで。