2020年12月20日 -1/-5℃ 雪
今季一番の寒気に覆われたこの週末、正直なところ観察に出るか否
一日を通して氷点下が続き、更には北西の風が強く吹き荒れ事故も
しかし日曜日を楽しみに仕事をしている私にとって週に一度のお楽
意を決したように家を出ましたが・・・
地吹雪によるホワイトアウト。
道が全く見えず車を走らせることが出来ませんでした。
しかし風が強いことで雲の流れが早く、吹雪いたと思えば晴れ間が
吹雪だからこそ季節感を表現できるような写真を撮ることができれ
ヤマヒバリとカヤクグリの鳴き声は非常によく似ており、私は聞き
そこで鳴き声を頼りに目を凝らして探してみたところ、藪の中を縫
撮影は至極困難。
なかなか抜けの良い場所に出てきてくれませんでしたが、藪の中で
こちらの個体を観察していると別の場所からも鳴き声が。
鳴き声のする方へ歩いていくと抜けの良い場所に止まっている姿が
ちょうど良く陽射しが照り付け、地味な色合いながらも複雑な羽の
寒いためか羽毛を膨らませ保温効果を高めているようです。
まん丸で可愛らしい。
もっとじっくりと観察したかったのですが直ぐに藪の中へ。
陽射しが届かない場所ではだいぶ印象が異なります。
こちらの個体を観察していると別の個体が視界の中に飛び込んでき
最初に見た個体とは違う個体であることは明らかなので、最低でも
繁殖期は亜高山帯~高山帯で暮らしますが、冬季になると漂鳥とし
私にとってカヤクグリとの初めての出会いは渡りの時期。
まだ野鳥の知識が浅く手探り状態で探鳥をしていた頃、自宅近くの
過去の経験から単独で越冬するものだと思っていただけに今回の出
この場所にはまだ複数の個体がいるようで集団越冬地になっている
餌となる物は種子や昆虫のようですが私が観察をしている間は種子
時には猛烈に吹雪くこともあり、雪深い場所での観察は身に堪えま
日記の冒頭に記載している気温は秋田市の気温になりますが、観察
それでもカヤクグリを始め周囲には小鳥が多く、極寒でも元気いっ
雪の中でカヤクグリを見ることが出来たのは今回の観察で一番の収
寒さに耐えたからこそ見ることが出来たと思えば結果オーライです
ただ雪の上に止まるカヤクグリの撮影は露出の設定が難しく、ちょ
カヤクグリに露出を合わせると雪が不自然に白く光り、雪に露出を
写真って本当に難しい・・・
良い場面を捉えようと撮影に四苦八苦していると突如ハギマシコが
カヤクグリをずっと見ていたので、ハギマシコが随分と派手に見え
ハギマシコを見ている隙に雪の上に居たはずのカヤクグリが見当た
二兎追う者は一兎を得ず。
一体何処に行ってしまったのかと辺りを見渡しましたが、完全に見
仕方なしに他の個体を探そうと思った瞬間目の前からカヤクグリの
灯台もと暗し。
幾ら地味だとは言え、目の前に居るカヤクグリに気付けなかった自
フェンスに止まるカヤクグリはなかなか貴重かもしれません。
これはこれで面白いと可能な限り様々なシーンをカメラに収めまし
気付いてみると極寒のなか6時間も外で観察しており、手足の感覚
一日観察を続けた印象として、この場所で越冬するのは間違いなさ
また後日改めて観察の機会を設け、今までに見ることが出来なかっ
本日の日記はここまで。