2020年7月25日 29/21℃ 曇り
前回の続き。
連休初日はショウドウツバメを観察し、二日目はイワツバメの観察
連休三日目は前日のリベンジとばかりに県北地域へ。
育雛中の個体が居ることを願い観察場所に辿り着くと辺りを飛び交
「う~ん、こちらの個体群も既に巣立っていたのか」
落胆の色を隠せませんでしたが、念の為に集合住宅と化した巣を一
「可愛い」
イワツバメは巣の入り口から顔だけ出して辺りをキョロキョロ。
間もなくもう1羽の成鳥が巣に戻ると2羽並ぶようにして顔を覗か
育雛中であればひっきりなしに巣を出入りするはずですが、こちら
不意に地面を見ると卵の殻が・・・
慎重に触らないと跡形もなく潰れてしまいそうなほど殻は薄く、重
風が吹けば直ぐに飛んでしまうような殻が巣の真下にあるというこ
まだ餌の要求量が少ないこともあり親鳥が忙しなく飛び回るのはも
合点のいく答えが見つかったところで別の
巣を見て回ると、親鳥が頻繁に巣の出入りをしている場面に遭遇。
様子を見ていると巣の中で何やらモゾモゾと動いているようです。
雛が顔を覗かせてくれることを期待して待ってみると巣の外にお尻
ここからは画像を拡大。
このお尻の特徴を見る限りこちらの雛は孵化から一週間ほど経って
雛がお尻を外に向けプルプルとお尻を震わせるとウンチをします。
巣の中が汚れないように外に排泄しますが本能的なものだとは言え
しかしこの時はちょっと失敗してしまったようで巣の縁にウンチが
こういった場面どうするのかと興味津々に見ていると、親鳥が顔を
雛が小さいうちはウンチが薄い被膜で覆われている為このような行
これは舌で匂いを感知するヘビに巣の場所を知られないための行動
巣の出入りを繰り返す親鳥の観察を終えたところでこの後は飛びも
例によって下手な鉄砲を撃ちまくり撮影した画像をチェックしてみ
余所見しながら飛翔する姿。
空中で頭掻き。
無誘導爆弾の投下。
結果としては見栄えの良い写真を撮ることは出来ませんでしたが、
イワツバメの観察を終えたあとは八幡平でホシガラス探し。
せっかく県北まで足を伸ばしたのでホシガラスを見ることができれ
五里霧中。
ホシガラスどころの話ではなく濃霧の影響で全く見通しが効きませ
更に雨が強めに降ってくる時間帯もあり踏んだり蹴ったりとはこの
早々に下山しようとも思いましたが往生際の悪い私は右往左往を繰
所によっては霧の薄い場所もあり、そちらを重点的に捜索して回る
特徴ある電子的な鳴き声を何度も発していました。
こちらの個体を発見して以降立て続けにホシガラスを見つけること
しかし肝心な時に限って霧の影響が酷く、近くで見ることができて
嬉しいはずの出会いも残念な結果に終わってしまいました。
泣く泣く下山すると気温は一気に上昇。
16℃だった気温から一転して30℃近くなると気温差に身体につ
その後は観光地を転々としながら探鳥を続けましたがパッとしない
翌日の連休最終日は早朝から継続観察をしている鳥を見に出掛け、
間もなく本格的な夏が到来し観察をするには厳しい条件となります
連休中の観察記はこれにておしまい。